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2023年6月中のモバイル開発勉強会参加レポ

こんにちは!ととです。
6月後半は、WWDCもあったからモバイル開発周りの勉強会がすごく豊富でしたね!
私が参加した勉強会のセッションを感想をほぼ3行ずつでまとめてみました。
(関西で開催されたものはオフライン、関東で開催されたものはオンライン参加です)
リンクも貼ってありますので、興味が出たひとはぜひ発表資料を辿ってみてください。

※私は元々iOS特化型モバイルエンジニアで、Androidについてはほとんど詳しくありません。
(iOSに関してもですが)感想がうっすいのはご了承ください。


6月15日【NIKKEI Tech Talk #8】日経のネイティブアプリ開発LT大会AndroidとiOS

#nikkei_tech_talk

LT1 3 年間にわたる iOS Widgets の開発と、その旨み 高橋、永山 (iOS)

  • 実装した機能の測定もちゃんとしている

  • wwdcで発表された毎年新しいウィジェットの開発を1年目がやってる

  • wwdcで発表された新規機能についていっているのはうらやましい

LT2 WWDC23現地参加レポート 室谷 (iOS)

  • 1名シリコンバレーで現地参加してきたらしい

  • シリコンバレーに日経の支部があるらしく、そこにも行けたそう

  • いつか行きたい

LT3 Androidチームにおけるレガシーコードとの向き合い方 夏坂 (Android)

  • すべてのシステム開発におけるリファクタに対するお悩み

  • なぜリファクタしたくてもリファクタできないか、の分析をしていて素晴らしい

  • チームトポロジーという考えを元にしているらしい。後で読みたい

全体の感想

発表が全体的に堅実で丁寧な感じなんだけど、ちゃんとコツコツ開発してる感じ。目指したい姿。
質問内容のほとんどがLTの内容というより、働き方(リモートワークできる?勉強会は?オンボーディングは?)みたいなことが多かった。

6月16日Cybozu Mobile Meetup 2023.06.16

#cybozu_mobile

Accelerate.vDSPとSwift Chartsでぶち上がろう!

  • 音を視覚的に表示する機能(音楽再生アプリであるやつ)

  • 結構数学力とライブラリ知識が必要そう

  • ただの円のサイズを音量に合わせて大きくしたり小さくするだけでも面白そう

お気に入りのAndroid Studio小技集

  • 普段みんなIDEをどうやって使っているのかもっと共有して〜〜〜!!

  • 「みんな知ってるやろ」と思わずに、発表してもらえて聞けるのありがたいなぁ

  • Xcodeとやっぱショートカット違うんだなぁと実感

Xcodeでもホットリロードがしたい

  • flutter、iOSのシミュレーターをホットリロードできるらしい

    • 画面の変更を保存したら瞬時に反映してくれる

  • SwiftUIのPreviewみたいだけど、実機でもできるし、UIKitでもできる

    • Xcode15だとUIKitでもPreviewできるらしい

  • 面白いけど導入はしなくてもいいかな…

Jetpack Composeで、SharedElementTransitionっぽい挙動やってみる

  • 違うView間の遷移をまるで同じ一つのViewでの遷移のようにぬるっと動かす方法について

  • 見てるとぬるぬる動いて面白い

なんとなく折るアプリを作ってみた

  • Androidの新しい折れる端末(foldable端末というらしい)に対応したアプリを作ってみた話

  • エミュレーターで折る動作も見れるらしい

  • iOSと違って、Androidは端末差分があるから開発キツそうだなぁ

Observation Shallow Dive

  • Swift5.9でリリースされたObservationについて

  • 詳細はApple公式のページを見た方が良さそう

    • KVOもCombineも撲滅していけそう

  • クラスの頭に@observationをつければその中のプロパティの中の変数たちも監視できる?

Androidの自動バックアップまとめ

  • Android6.0にはバックアップの機能がデフォルトでオンになっている

  • 思わぬバグの要因になりうる

全体

参加人数10人くらい。関西だと勉強会そのもの少ないのに、知り合える数が少ないのは結構寂しいな〜
懇親会ではマルチプラットフォームのことや採用などいろんな話ができて楽しかった!
ソフトドリンクとサンドイッチをいただきました。

6月18日DroidKaigi.collect { #4@Osaka }

#DroidKaigi

AndroidKeyStoreと過ごした8ヶ月 ARIYAMA Keiji

  • スマートカード:ICチップ入りの物理カードで、Javaを積んでいるためプログラムができる(Intが使えない。byteかshortで処理する)

    • 耐タンパ性がある。削ったり壊れたりするとデータが自壊するらしい

  • PGPのソフトウェアと通信できる(OpenPGPカード)

  • Android端末をスマートカードのように扱って実装する場合、暗号鍵をAnrdoidKeyStore(アプリ側ではなくシステム側で対応してくれる)に保存する

    • アプリ上でエンコードしようとするとnullが返ってくるため、プロセス上で盗まれる可能性が少ない

再興する大画面Androidの人気に便乗してみる tuxsnct

  • ChromeでAndroidAppを動かせる→大画面を活かした機能をつけられる

  • 手書きアプリを実装する時のTipsの紹介

  • 手書きアプリは画面反映が即時である必要があったり、細かい試行錯誤が必要そう

TabLayoutの選択されていないインジケーターにも色を付けるには mitsu_iro

  • Androidの上タブの表示しているタブには下の黒い線、表示されてないタブにはグレーの線を付けるような実装

  • 選択されたタブに印を作るのは公式にやり方が書いてある

  • タブレイヤーの背景に、"背景色が底辺の四角形の底辺だけにグレーの枠線を残す"という形で実装している

Jetpack composeでUI Stateを保存したい! upon0426

  • UIState:画面を描画するのに必要な情報

  • 画面の回転やバックグラウンド遷移などの画面の状態が変わった時に、そういう時にそれぞれどこに保存するべきか考える必要がある

    • ViewModel, Bundle, rememberSaveable, Persistent memory

KotlinConf Reports mhidaka

  • KotlinConf 2023 | KotlinConf 2023, April 12–14, Amsterdam 🌷のレポート

  • Kotlinでマルチプラットフォーム(クロスプラットフォーム)が実装できるようになった

    • Kotlinで実装することで、学び直す必要が減ったり、エンジニアが少なくても進められる、エンジニアとしてはキャリアを広げられる

  • iOS

    • ビルドはXcodeが必要

    • ネイティブで一部を書くこともできる

UI Testはもうmaestroでいいのかもしれない話 kgmyshin

  • Maestoro: シンプルなUIテストフレームワーク。テストコードはyamlで書く

  • 記載が結構シンプルで綺麗。Sleep処理がないのがすごくいい

  • Mastro Studio

    • 操作したら、テストコードを自動で生成してくれる機能がある

    • 動画の撮影もできる

    • デバイスを手元で用意しなくてもCloud上で実行してくれる(要課金)

全体の感想

Androidの勉強会に初めて参加したけど、面白かった。
みっちゃんとウホーイさんのおかげで意外と知られている……
そして大阪でこういうの開催してくれるのありがたい!

6月20日potatotips #82 iOS/Android開発Tips共有会

#potatotips

Quickを利用したUnitTestにおける細かなTips

  • Quick: UnitTestを書くのに書き方を変えられるライブラリ

  • 前前職使っていたので懐かしい。他の会社もやっぱり使ってるんだな

  • XCTestと比べてどう変わるんだっけ?みたいなのは私の中であんまり比較できてないのでよかった

KMMとCompose Multiplatformでクロスプラットフォーム開発を始めよう

  • Kotlin Multiplatformの話!最近多いのでホットな話題なのかも

  • 先人がいるのはありがたいが、やっぱり簡単ではなさそう

  • iOSのアプリを作るのはアルファ版なのでまだ厳しいかなぁ

String Catalog

  • Xcode15で発表された、String Catalogの話

  • 今までより多言語対応がかなり楽になりそう。やりたい。

  • 自社のアプリのどれかで多言語対応とかはしていきたいだろうな

Wear OS Latest Topic & Improving Wear OS App Usability

  • AndroidのウォッチOSの話

  • 知らないことが多くて興味深かった

  • いつかウェアブル端末のアプリの開発もやることになるかなぁ

XcodeのSwiftファイルのデフォルトのヘッダーコメントを変更する

  • ファイル生成時に勝手につけられるファイル名などのコメントの変更

  • やりたいなやる方法あるんだろうなと思っていつつ、やり方調べてなかったので知れてよかった

  • ブログに詳細があるのでやりたい時に見返したい

Material designのWindow size classについて

  • Androidでも画面が縦の時、横の時、みたいな画面サイズを3パターンで分類されている

  • iOSにも近しい考えがあるから、なるほどなという感じ

  • と言いつつ、今まで回転不可のアプリばっかり作ってきたので、iOSとAndroidで違いがありそうなので実装する時は困りそう​

iOSアプリ開発でGitHub Actionsのself-hosted runnerを使う

  • ちょっと早口で内容頭に入ってこなかった…

  • 資料もりもりで情報いっぱいありそうだったのでGitHub Actionを使うことがあったら再度見たい

Actを使ってGithub Actionsの動作を確認する

  • ローカルでGithub Actionsを動かす方法:Actというツールを使う!

  • ローカルで動作確認することで無課金で試せる

  • CICDはBitriseの料金が高くなってきたので、GitHub Actionを検討したい(iOSはXcodeCloudにするのも)

Swift OpenAPI Generator 入門

  • 今年のWWDCで発表されたSwiftのコード自動生成してくれるやつ

  • 内容は、導入編だったので、zennを後で読む

  • 触ってみたい。GitHub CopilotはSwiftでは微妙だったので

LIPSでのJetpack Composeアニメーション実装事例

  • Jetpack Compose: AndroidのUIを実装する方法の一つ。新しい方。

  • 実動作とコードが横に並べられててとても分かりやすい発表だった

全体の感想

  • AppBrewという69名しかいない会社で開催するのはすごい(potatotipsは各企業が引き継いで企画を回す勉強会)

  • その中でオンラインとのハイブリット開催してくれて助かる!

6月21日YUMEMI.grow Mobile #4 WWDC23, Google I/O 2023 報告会

#yumemi_grow

社外勉強会に参加したことのない会社の人を何人か誘って、 会社のモニターでみんなで見よう!の会を開催しました。
解説という名のヤジをみんなでワイワイ話して鑑賞していたため、一つ一つの発表のメモがないです…すみません。
開催ありがとうございました!

会社の人たちからの感想を一部抜粋↓

  • WWDCが野外で開催されているイベントであることを初めて知った。

  • VisionPro VRやってみたい。

  • WWDCという存在は知らなかったけれど、現地参加レポートはその空気感を伝えてくれて面白そうに見えた。

  • Flatterの画面を始めて見ました。

  • 予めFlatter側でビジュアルと処理を一括りにラップしたコンポーネントをたくさん用意してくれてるんですね。

6月22日集まれSwift好き!Swift愛好会スピンオフ WWDC23セッション要約会 @ DeNA

#love_swift

Keynote Roku

  • 毎年恒例のろくちゃんの2時間のkeynoteを5分でまとめる発表

    • 今年はまさかのPlatforms State of the Unionも

  • 新しい端末やiOS17の新機能が爆速でまとめられていた

  • 喋っている内容よりスライドの方が情報が充実しているので、スライド見るだけでkeynoteのおさらいができそう

What’s new in Swift uhooi

  • Swift素晴らしい言語だけど、言語仕様どんどんむずかしくなるな…!

  • ついて行けるようにある程度勉強し続けないとダサい古い書き方しか書けなくなる恐怖

  • 一旦今回色々知れたので、記憶の端にとどめておきたい

What’s new in Xcode 15 akatsuki174

Write Swift macros bannzai

  • Macroのこといろんな勉強会で聞きつつよく分かってなかったけどようやくほんのり分かった

    • テストコードまで紹介されててありがたかった

  • スライド見るだけじゃなくて発表きいた方が分かりやすい

  • オンライン・オフラインハイブリット型で、登壇もオフラインでも可能なのすっごく良いなぁ

Build programmatic UI with Xcode Previews @kalupas226

  • SwiftUIをあんまり触ったことがないので、Previewsの恩恵もあまり受け取れてないから感じてみたい

  • 実機で使えるようになったことでテスト(デバッグ)が楽になりそう

What’s new in App Clips log5

  • App Clip全然知らなかったから面白い(2020年からあったらしい)

  • アプリをインストールしてないユーザーに向けて、アプリの一部機能を素早く提供。サイズ上限あり。

    • 色々アップデートされて使いやすくなったみたい

  • コカ・コーラの自販機で使えるらしい。新規サービスを仕事をやるときにはやりたーい!

Meet StoreKit for SwiftUI sugiy

  • 課金のUIがめっちゃ簡単に出せるらしい。(SwiftUI)

  • カスタムするためのコードも見せてくれていて、実装するときに参考になりそう

Meet SwiftUI for spatial computing みはるん

  • VisionOS入門まとめ

    • みはるんさん、WWDC現地参加してVisionProに感動してそのまま勉強を開始していてすごい

  • AppleもVisionPro入門のために色々ドキュメントを用意してるんだな

  • 私は当分開発予定ないけど、いろんなアプリが出たら体験してみたいなぁ

What’s new in voice processing entaku0818

  • 音声に関わるアプリに携わったことがないから新鮮だった

  • AirPlayがAirdropでできるようになるらしい。ユーザーとして楽しみ

全体の感想

  • 毎年わいわいしていて楽しそう

  • 登壇者が知り合いだらけで笑ってしまった(みんな元気そうでなにより)

  • 現地参加じゃないとAppleの人と話せないから、次回もあれば現地参加したい


この勢いで6月30日に開催されたRecap of WWDC23 Mercari も参加したかったのですが、こちらはオフラインのみの開催だったので断念。資料だけ見ました!

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