リセットスタンプの登場~そうか!だからTAGGXなんていうカードを出したのか!!~

どうも、totokoです。

さてはて、本日、ポケカ公式からこんなカードが紹介されましたね。

なんね?こい……。(唐突な九州弁)

かー卑しいカードばい!(唐突な恋鐘)

今さらこのカードの凶悪性を話してもあれなんで、今回はこのカードが今このタイミングで出たことから、今後のポケモンカードに関して簡単に考えてみましょう。

サイドを取られることが不利ではなくなる

元々、ポケモンカードって変わったカードゲームなんです。大概のゲームって劣勢側になにかアドバンテージがあるもんなんです。

ですが、ポケモンカードの場合は逆できぜつさせることでサイドカードを獲得することができるんです。要するに、勝っている方がアドバンテージを得られるわけですね。

しかし、UB系のカードとかカウンター系のカードの増加によって、そこら辺は大分関係なくなってきました。

そこで登場したのがこのカードです。

かー卑しいカードばい!(唐突な恋鐘)

以前のフォーマットにも「N」というカードがありました。これはサポートでさらにお互いにハンドリフレッシュを行う効果です。

ですが、こいつはグッズでさらに相手だけにハンドリフレッシュを強要させます。しかも、枚数はサイドの枚数。つまり、相手のサイドが4枚以下ならジャッジマンややぶれかぶれよりも強力な効果(引かせる枚数が同等~少ない)になるのです。

かー卑しいカードばい!(唐突な恋鐘)

つまり、不利になれば(ビハインド)なるほど、相手に与える効果が強力になるというわけですね。

これは格闘道場やカウンター系カードにはない効果です。

そして、いよいよもってサイドを取られることが絶対的な不利ではなくなったともいえます。

とは言えサイドコントロールって結構高度なんですよ

カウンターデッキに多いことですが、この手のカードって確かに強力なんですが、結構難しかったりします。

上手くダメージ調整やサイドコントロールをしないと、自分が勝っている状態になってしまい、上手く機能しなくなったりします。よくあるのが、カウンターエネルギーを付けていたのはいいけど、相手をきぜつしてしまったことで、サイド差がなくなる、または逆転してしまうということですね。これによって、カウンター系カードが機能しなくなり、必然的にテンポを取れなくなってしまう……。

事ほどさように、とりあえず、入れちゃえリセットスタンプというわけでもないのは確かです。

レイトゲーム最強カード

ただ、リセットスタンプの強さというのはレイトゲームになればなるほど強さを発揮します。

レイトゲームになればお互いのサイドの枚数は少なくなるでしょう。そうなると、リセットスタンプで相手に引かせる枚数も減ります。これだけで十分強いですね。

なので、相性のいいデッキタイプとしてはコントロール系のデッキかと思います。

無論、十二分に発揮させるために相手にサイドを取らせる必要がありますが……。

だからTAGTEAMGXというカードが出たわけですね

GXだけではなく、TAGGXも登場。これにより、一度に取れるサイドの枚数がめちゃくちゃ増えてより展開が早くなりました。

どのゲームにも言えますが、ゲームスピードを早くする調整をするということは必然的に後半から巻き替えすタイプの戦術は弱くなります。具体的には2進化ポケモンデッキでしょうか?

上手く展開できずガンガンたねポケモンを倒され、ようやく展開できたかと思ったら時すでに遅し……。

要するにポケカ公式としてはちまちまと非GXで戦うんじゃなくてGXやTAGGXによるスピード感のあるゲーム展開を希望しているわけです。それが4月に発売するジージーエンドの収録カードにも現れているわけです。

ある程度TAGGXが出そろったことでそれのサポートカードがたくさんでてきます。

つまり、これからはTAGGXの方がアドバンテージを取れるようになるとも言えます。無論、非GXデッキでも強力なカードは出るとは思いますが、今回のような話題性が強いものは出にくいでしょう。

トーナメントシーンではどうなるか

そうなると気になるのは当然、トーナメントシーンではどうなるかということでしょう。

最近では、ゾロアーク+何かというデッキタイプが非常に増えてきています。これはゾロアークが強い、というよりもカードを引くということが非常に強いということではないかと思います。

つまり、もはやサポートでカードを引くだけでは十分に戦えなくなったわけです。とにかくドローソースとなるカードを増やしてキーカードを握る確率を高める必要があります。

なぜなら、ゲームスピードが速くなったからです。速いゲームスピードに対応するためには60枚のカード全てを使い切るぐらいでないといけなくなりました。

おそらく、トーナメントシーンではゾロアーク系を中心にした「1ターンに引くカードを増やす系」のデッキとTAGTEAMGXのような「ハンド依存を弱め、場のカードパワーで押し切る系」のデッキに2分されるのではと思います。

なので、リセットスタンプというカードはTAGTEAMGXデッキのためにデザインされてたカードではないかと考えます。

では非GXはどうやって生き残ればいいのか?

ここが課題でしょう。

非GXの有利(サイドは常に1枚、強力な特性持ちが多い)を活かすことができればいいかもしれませんし、小回りの効く技が多いので、それを生かしたデッキが必要なのかもしれません。

ここに関してはとにかく情報を集める必要があるでしょう。

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