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カラフルな世界に飛び込みたい

あきやさんの春の装いを考えようnoteを読み、なるほどーとファッションプレスを見ていたら、あるブランドのスカートとパンツが目に止まった。えっこれ着たい!

私はそれにスポーティさを感じた。これに似合う色のトップスを着たいな…靴はなんだろう…バッグは…。あっ、私、今「妄想」してる。

この「スポーティ」という言葉から私のなりたい人物像のヒントは得られないかと考えてみたときに、「アクティブに動ける人になりたい」と浮かび上がって来た。

スポーティな服を着て、アクティブに動きたい。アクティブになりたいし、アクティブでありたい。それを服装でも表したい。カジュアルな人に憧れ続けていたから、「なりたい」格好はカジュアルだと思っていた。「カジュアル」の中でも「スポーティ」だ。深堀りが足りなかった。

「才能もお金も体力もあげます。なにがしたいですか?」
アクティブに動ける人になりたい、のでは?
即行動に移せる人。急げ!とか、危ない!って思ったら走り出せる人。瞬発力のある人。

私が定期的に似合わないショートカットにしたがるのも、これが根っこにある気がする。私が似合うショートカットは少し長めだ。ベリーショートは、好きだけど、似合わない。でも、したくなる。したくなるときって活発に動きたいときなのかも知れない。

「元気ないときは、元気のないベリショの自分を見たくなくて切れなかった。」

Twitter @totonoitamon

元気がない=活発に動けない ではないか。
ベリーショートにすることで、活溌な性格なのだ、と自分で思い込みたいのかも知れない。

私の一番のコンプレックスは、体力がないことだ。根性はあるのに体力がついていかなくて、心と体の欲求がチグハグになる。心は燃えているのに体はもう休ませてくれ!と叫び、心があとちょっと!と粘っているとバタンと倒れる。人生この繰り返しだ。

なりたい人物像が出来て来て、せっかく妄想が広がったのに「でも、体力ないから実際には格好だけなんだよな…」とブレーキを掛けそうになった。あきや神が全てくれるのに。そう、あきや神は、私には特別に体力まで授けてくれたのだ。

装いを選ぶ度に「アクティブな人が着てそうな服ってなんだろう?」って考えることが癖になれば、行動や思考もついて行くのでは。

何かするときに「アクティブな人ならどうするかな?」と考える。最高の状態を妄想してから自分の体調を鑑みて、すり合わせられるところを探したらどうだろう。うん、これなら出来そうだ。

この服を着るなら靴は何だろう?走り出したい。姿勢良く、真っ直ぐに立ちたい。やはりスニーカーだろうか。バッグは何だろう。両手が空いてそうな気がする。リュックだろうか。ああ、やっぱり私は新しい服装に出会えたときに、惹かれるのはいつも「自由さ」なのか。

ビンテージや埃っぽさを感じる物は今も好きだ。でも、あれこれ試着してみて、全身ビンテージ風で固めるのは好きではないなと気が付き、アクセサリーや小物で取り入れるのが好きなのだと気がついた。好きな色の組み合わせはもちろん「好き」だけど、条件反射のような気もしていた。

ようやく、飽きて来たのかも知れない。ようやくだ。新しい格好を、してみたい。好きな物が変わらないことにモヤモヤしていたのは、もしかしたら、無意識下では飽きていたからかも知れない。そうか、私って飽きることあるんだ…。飽きることあるんだ…!新しい物を好きになれると、新しい自分になれるようで嬉しい。ワクワクする。やっと、やっと新しい服装や色を好きになったらしい。

私が気になったスカートとパンツには、カラフルな柄が描かれている。偶然にもイエベ春と判明した私の得意な色が使われていた。ずっとイエベ秋カラーが好きだったけど、結構着た。かなり、着た。そろそろ違う色で遊んでみてもいいんじゃないだろうか。

水が流れるように、自分の心向くまま流れてみよう。今までの「好き」も抱きしめながら。

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