金銭感覚

Instagramから見てくださった方は
なぜこれを綴っているのか
お分かりかと思いますが
記念すべき初投稿はお金のこと。笑

私は幼少期に家庭の事情でお金の苦労を
味わってきました。親は必死に働き
決して明るいこども時代ではなかった。
1番覚えているのは裁縫道具の注文の時。
周りの女子たちは女の子向けのハイビスカスがあしらわれたデニム生地のお裁縫セットに注文の丸をつける中、私はその金額と睨めっこし、
1番安いものを選んで、心の中はみんなを羨ましい気持ちと、これでいい!という自分が混ざった感情だった。

こんなことは、小さい事なのだが
こどもの世界の中では、それはそれは
大きな出来事なのだ。
こどもながらに、仲間はずれとか
あのこはブランドの服だとか
そうゆう社会があるから。

そんな私もそこそこ普通の大人になり
看護師として人並み稼げるようになった。
子供の頃の経験からいえば
堅実な貯金をできると思いきや

私は1円も貯められない。
びっくりするほど貯金ができない。
これは話すとかなりイメージと違うらしく色んな意味で驚かれる。(引かれる)

なぜいきなりこんな
カミングアウトかというと

お金の使い方、お金の喜ばせ方、
本物の知り方が、わからない。

だから今学び直して向き合い直すときだと
思っているから。

先日友人から、お金についての
イメージと向き合う。そんな言葉をもらった。

そこから二晩(短)ずっと考えて
こんな答えが出た。
"持ってない自分が落ち着くのかも"
"持たない自分しか知らないのかも"

あぁ、そうか。
私はあればあるだけ使う金遣いの荒い人間ってイメージを自負していたが、そもそも財布に入っていないとそれはそれで、なんとかできる。
つまり、手元にない自分しか知らないし、その方がしっくり来るのか。

妙な納得と、こりゃあまずい?
という気持ちが湧いてきた。笑

何がまずいって子育てによろしくない。笑
教わらなかったから教えられないでは
済まされないな。と。

じゃあ何からするか。
そんなわけで一緒に学ぶことにした。
1円の価値、10円、100円の価値から。

物や情報が溢れている今
テレビをつければ子どもが爆買いする姿も
バスボールを勿体無いほどいっぺんに
開封する映像も流れる。
子供にとっては夢のような光景だろう。

よそはよそ、うちわうち。
それでねじ伏せていいのかな?
羨ましいって気持ちはどうしたらいいのかな?

だからこそ、そのバスボールを買うためのお金についても一緒に学んでみよう。
100円玉をたくさん貯めてバスボールいっぱい買いたい!そう決めるなら、それを叶えるために一緒に頑張ろう。貯める動機は親のものではないからね。

まだまだ一筋にはいかない。
私にとっての修行でもある。

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