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#40 リーセンシーマンガ

毎日の仕事の中で、マンガを描くことがあります。というか現在2件仕事を抱えて進行中ですw。そんなマンガのことを書いてみようと思います。

マンガ導入のメリット

チラシやパンフレット、あるいはウェブページに関して、「マンガ導入のメリットは?」と聞かれたら、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

・ 難しい内容もわかりやすくなる
・ お客様の興味を引くことができる
・ 短い時間で相手に内容を伝えることができる 

などが思い浮かぶのではないでしょうか。マンガは限られた営業時間の中で、効率よくお客様に商品説明でき、理解を促すことが可能です。専門的でわかりにくい説明でも興味を引くことができ、飽きずに最後まで伝えることができます。 

また、新商品だけでなく、既存の商品を改めてアピールするのにも役立ちます。既存の商品には今まで売れ続けてきた「売れる理由」があります。その「売れる理由」を《見える化》するのにマンガが有効です。既存商品を売る場合、「どのような理由で売れているのか」を調べて、その中の一番の理由&特長をマンガで《見える化》するんです。それがお客様の購入する動機付けになります。 

マンガは「リーセンシー効果」も期待できる

一度製品の売れる理由をマンガ化しておけば、チラシ、会社案内、カタログ、ウェブ、展示什器等にも利用が可能です。マンガは受け手が自分のリズムで読み、理解することができるので、展示什器や店頭POPなどにマンガを入れれば、説明する人が常時売り場に居なくても、購買メリットをエンドユーザーに伝えることができます。特に同じ商品が並ぶような売り場では、他社製品との差別化を図る上で、マンガ入り展示什器は効果を発揮します。 

と考えてみると、マンガはとても「リーセンシー効果」を期待できる媒体であることに気づきます。「リーセンシー効果」とは、直前に見た広告がエンドユーザーの購買活動に影響を与えるという効果のことです。

皆さん経験したことがありませんか?事前に買う商品を決めていたのに、実際お店へ行ってから他のメーカーの商品を買ってしまったてことが。もちろん価格によるところが一番大きな要因でしょうが、店頭のPOPや広告媒体の影響も時にはあるのではないでしょうか。

その店頭POPにマンガによる商品説明が入っていたら…。お店を訪れたユーザーがそれを見て購買意欲をそそられるのではないでしょうか。そこに「売れる理由」がうまくまとめられていれば、その効果はさらにアップするんです。

下記は以前実際に作らせて頂いたマンガ入りスタンドバナーです。展示会の際に設置すると、来場者の方がブース前で立ち止まってくれます。マンガメディアの持つ情報伝達の早さがリーセンシー効果を生みます。

実は聴覚にも訴えることができている!?

これは全くの自論になるのですが、マンガは実は視覚だけでなく聴覚にも訴えることができているのではないでしょうか。この世に印刷技術が発明されて活字メディアが普及する以前、人は声でものごとを伝えていたはずです。それが活字メディアの普及により聴覚から視覚で伝えられるようになった。さらに活字に絵が加えられたのがマンガですが、マンガは言葉を発するキャラクターを設定することができます。活字に「音」が加えられます。子どものキャラクターなら子どもが、女性のキャラクターなら女性が話したものとしてユーザーに伝えることができるのです。

また実例として以前制作したマンガを紹介します。これは仕事ではなく全くのプライベートで制作したものです。Jリーグのアルビレックス新潟のサポーター有志によって発行されているフリーペーパー「ALBiWAY」の、ホーム特別号外版としてビッグスワンでの試合当日に配布された、自転車左側通行啓発チラシ内のマンガです。上が第1回、下が第2回のものですが、どちらもストーリーテリングをしているキャラクターのモデルはサポーターの方です。サポーターが率先して啓発を呼びかけることによって、活字が「音」に変えられたのではないでしょうか。

モノを売るよりもコトを売らなければならない時代です。マンガを使って、売りたい製品やサービスに物語を加えるのは、とても有効な販促になります。


最後に少し宣伝。マンガによる販促に興味がある方は下記よりお気軽にご相談ください。5年前から全くリニューアルしてないので(汗)、ご希望の画風にお応えできない場合もあるかもしれませんがご了承ください。 


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