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#181 ゴールデンカムイコラボを提案してみた

「何かを『一緒にしよう!』って前向きな言葉が私は聞きたいんだ!」

※注意
これから書くnoteは、完全に私の独断で勝手に企画書を作り、勝手に送り付け、そして後追いをすることもなく、もちろん採用になることもなく終わった一人祭りの残滓である。そのような結果になるのはごく当たり前のことなので、巻き込まれてしまった皆様方には大変ご迷惑をおかけするかもしれないですが、でもやらずにはいられなかった今回の一部始終を、恥ずかしながら書き留めておくものであります。

民明書房刊『弱いヤツは喰われる』より

『ゴールデンカムイ』を皆さんご存知でしょうか。『週刊ヤングジャンプ』にて、2014年~2022年まで連載された、野田サトル先生によるマンガのタイトルです。明治末期の北海道・樺太を舞台にした、アイヌの金塊をめぐるサバイバルバトルが描かれています。

このマンガは舞台が北海道ということもあり、これまで何度もコンサドーレ札幌とコラボイベントを行ってきました。このコラボイベントをこれまでJ2から指をくわえて見ていたアルビレックスサポーターの私。『ゴールデンカムイ』が単純に大好きなマンガであることも羨ましかった一因なのですが、それ以上に「アルビレックス新潟こそがコンサドーレ札幌にとって、ゴールデンカムイとのコラボ企画をするにふさわしい相手チームである」という自負があったのです。


それはなぜか?


結論から言うと、このマンガの主人公である杉元佐一、アシㇼパたちと金塊争奪戦を繰り広げる第七師団のうち主要 3 名が新潟県出身だからです。


新潟県出身の3名

アイヌであるアシㇼパはまさに北海道出身です。そしてそのアシㇼパに協力する杉元たちをアシㇼパ一派であると考えた時に、それと対立する第七師団は、果たしてコンサドーレ札幌側の人間なのでしょうか?。そう考えた時に、第七師団のボスである鶴見中尉の出身地は新潟県であるし、月島軍曹(佐渡)、宇佐美上等兵(新発田市)と、さらに二名新潟県出身が含まれていることからも、札幌と戦う側に回るクラブとして最もふさわしいのはアルビレックス新潟であると断言できるのではないでしょうかっ!

さらに新潟という土地は、江戸時代中期から明治まで、大阪と北海道を日本海の航海でつなぐ北前船の寄港として栄えました。 このころから北海道と新潟県は強いつながりがあります。6年ぶりに新潟がJ1に帰参する今年、 そのつながりを今こそ発揮する時なのではないかと考えたのでした。

「もう連載終わったマンガなんでしょ?」というご意見もあるかもしれません。しかしながらアニメは第4期が今年の6月まで放送していましたし、7月22日から「ゴールデンカムイ展」の函館市会場版が始まります。時期的にもとてもタイムリーだったのです。


さて、このこじらせた熱いリビドーをどこかにぶつけるべく、「ダメ元」でコンサドーレ札幌さんへ企画書を送ってみようと思い立ちます。1月20日の日程発表を経て、アウェイ札幌戦は7月15日 ( 土 ) に札幌市厚別公園競技場で行われることが決まりました。正直まず札幌ドームでないことに不安を覚えつつ、企画書作成を開始。そんなこんなで色々と考えをまとめ、企画書を作り上げ、かなり遅くなってしまったのですが3月1日に先方に着けるべく企画書を発送しました。

そしてその試合が目前に迫ってきましたが、結論から申しますと、新潟戦は「厚別競技場を焼き付けろ」がメインイベントと発表されており、『ゴールデンカムイ』の「ゴ」の字もございませんでした。今シーズン終了後、札幌厚別公園競技場は改修工事に入るため、2026年までしばしお別れとなるようです。まぁそりゃそうだよなーという感想です。ただ企画書郵送しただけですし、送ったのが3月1日というもう体勢は決まってるだろうくらい遅さでした。そもそも企画内容が微妙という可能性もあります。

送った企画書は正直どうなったか全く知る由もありません。来年もまた両チームがJ1で相まみえることがあればこの企画が発動されることを祈念いたします。


最後に実際に送った企画書について、一部改訂したものをPDFにてアップします。実際はこの倍くらいの内容だったのですが、後半部分結構バッサリとカットしています。画像も削除してダミーになっていたりしますが、お時間のある時にでも一度ご覧いただければ幸いです。









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