見出し画像

酒税とかのお話。

おはようございます。

今週末は静岡でWCBが主催の「Shizuoka Craft beer & Whiskey Fair」に出店します。
僕らもヘッドブルワーも行く予定です。
近しいビールを作ってるブルワリーもたくさんいるのでそういう所でいろんな情報共有ができるのはとてもありがたいですね。
例えばコラボビールとかも改めて「コラボしますか?」ってメールする感じとかはあまりなくて、結構その場の空気とか雰囲気で「じゃあやろー」みたいなノリで起きる方が多い気がします。
そういった時に近いスタイルを作ってるブルワリーとのコラボはお互いの技術や経験をシェアできるので良さそうです。
今年ももうすぐ後2ヶ月で僕らにとってもおそらく今年最後のビールイベントになりそうです。
みなさんにお会いできるの楽しみにしてます。


さて、今日は酒税の話です。
いくら下がるとか数字的な事よりもどう思ってるのかそれによってどうしていくかとかのが時リアリティありそうなんでそっちを書きます。

今年の10月からビールの酒税が下がりました。段階的にビールは下がっていきますが、発泡酒は上がっていきます。国内700ヵ所ぐらいあるブルワリーはたぶん発泡酒免許のが多そうな気がするんでそう言う面ではいい話ばかりではなさそうです。

で、ビール免許の所はどうするかというと概ね価格据え置きになると聞いてます。理由は原材料の高騰ですね。特にこの一年だと思いますが、円安も重なりたくさん値上げの連絡をもらいました。


ここ日本では長年デフレが続いていて、いわゆる「デフレ脳」なるものになっています。例えば僕らは今日よりか明日のが商品の金額が下がると考えます。
しかし逆の「インフレ脳」では今日買わないと明日物の金額が上がる(お金の価値が下がる)と考えるようです。

そんな中長らく日本全体で値下げ競争を続けに続け、安くて美味しいお店みたいなのが今だにメディアでよく見かけます。そして同時に世の中では給与が低いとか上がらないとか叫ばれ、事業者はその狭間で値上げできないけど給与は上げるというウルトラマジックのようなものを求められています。
例えば飲食業界でいえば大部分の経費はFLコストと呼ばれる、原価(F)と人件費(L)です。この割合が低ければ生存確率は上がります。
Fの比率を上げるという事はLの比率を下げるという事です。FもLも上げれば行く先は決まっています。

ただ僕らの世界は日用品の部類に入らなくて、いわゆる嗜好品になります。するとビールそのものを飲む欲求を満たすものだけではないものを提供する事ができるし求められると思います。
それは「コミニケーション」「コミニティ」「時間」であると思います。
各事業種(ビアバー、ボトルショップ、インポーター、ブルワリー、イベンターなどなど)によって提供できるものや仕方が違うと思いますが僕はこのシーンを長らく見て来ました。それは自然発生してるものをあれば作られているものをあると思いますが、総じてそれは市場の価格に左右されない程の価値のもののような気がしています。


とはいえです。とはいえは日々製造原価を計算して価格設定をする際に上記含めてデザインして設定するには時間もお金もまた必要になったりします。
なんで個人的にはざっくりと、仕入れの値上げは快く受け入れ、自身の商品に誠実に価格転嫁するが正しいと思っています。その商品を高いと感じさせるか、買う価値があると感じされるかは価格以外のところで証明していく事だと思っています。

①高い金額→沢山の利益→悪いやつ
②安い金額→少量の利益→良い人

この図式が多くの方の頭にあるって正直結構あってると思いますが、決して正解ではありません。少なくとも①の人は②の人より確実に多い税金を支払っています。

要するに高い金額設定が良いのではなく、誠実に転嫁するという事と価値を上げる努力をするという事が僕らものづくりをしてる人間の使命であると考えます。

話は少しそれますが、増え続けるブルワリーには拡大する市場が必要です。多くのブルワリーが東京を中心とした関東圏の市場に頼ってしまう傾向にあるので、また違った独立した独自の市場を各ブルワリーが開拓していく事でさらにブルワリーが増えてさらに市場が大きくなる。そんな未来が必要不可欠だなと考えたりもします。



それではまた





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?