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梅雨のお供はいつも、健気に、静かに寄り添います。

6月11日の記念日【傘の日】
日本洋傘振興協議会さんにより、1989年に制定された記念日。日付の由来は、6月11日が雑節の「入梅」になることが多いことから、梅雨の季節の必需品である傘の販売促進と傘の使い方などについて広く知ってもらおうという思いがあります。

2023年も6月11日が入梅となっているようで、今日が傘の日の由来にも重なる日になりました。今年は入梅がかなり早かったので、毎日の通勤や通学で、すでに傘を何度も使っている人がほとんどかと思われますが、記念日の今日も全国各地で傘と一緒に移動する人が多いのではないかなと感じます。

記念日を作ったのは洋傘協議会さんですが、洋傘でない傘も昔からあり、不思議なことに傘の形だけは昔から日本にあるものも洋傘も基本的には円錐形の形が基本になっていますね。こればかりは、昔から雨を凌ぎ体が濡れるのを防ぐ形として、どの文化圏でも同じ発想になったのだなと感じます。

昨日外歩きをしているときに、稲の苗床を運び、田植えをされている農家さんとすれ違ったのですが、農家さんがかぶるタイプの傘を装着されていたのが、景色に似合って素敵でした。

この季節にいつもそっと寄り添って、雨音で歌いながらお供してくれる雨の日の相棒を、梅雨の晴れ間にはしっかり乾かして労ってあげたいなと思います。

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