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今ここにある日常が幸せだという事を

6月20日の記念日【世界難民の日】
2000年に、国連によって制定された記念日。制定されるより前は「アフリカ難民の日」と呼ばれていたが、改称されて「世界難民の日」となった、国際デーの一つです。基になった由来は、1974年の6月20日「アフリカ統一機構難民条約」が発効されたことからきています。難民の保護と援助についての関心を高めることや、難民救済に働く機関や団体の活動についての理解を広めていこうという目的があります。

難民と言われて浮かんだ一番近しい出来事は、現在も収まらない、ロシア・ウクライナ戦争でのウクライナに住まれていた方々でした。日本でも受け入れをという声が上がったものの、結局はウクライナを支援している側の多く諸外国の受入数とは、けた違いに少ない3000人弱にとどまっているという事で、これまでもそうですが、日本という国がこういう時に非常に腰が重い事は、個人的には(あくまで個人的な感想ですので、賛否両論はあると思います)恥ずかしい事だと思ってしまいます。

とはいえ、そんな風に思うなら僕自身がホスト側になって、受け入れの一助になればいいじゃないか、と言われれば、自分自身が生きていくのが精いっぱいの状況で、そうすることができないという状態なので、恥ずかしいと言った中には、自分自身も含まれているなと感じてしまいます。

難民となった方たちは、不条理に自国を追われ、何とか命だけをつないで生き延びている人たちですから、生活が苦しいと言っても、住む家と仕事がある自分は全然恵まれてるじゃないかというのは、比較すればそうなのですが、ここで受け入れて一緒に暮らすとなると、、、安アパートの一人住まいで、やっぱり難しいよなと感じてしまうわけで、何とも言えない無力感を感じてしまいました。

きっともう戦争などは起こらない社会を作ろうと、かつて戦争を体験した祖先は、そう願って今の社会を作ってくれたのですが、その日常がどれほどありがたい事かを、日々忘れることをせず、少しでもいま難民の方に役に立つことはできないかと考え行動できるようになりたい。今できていないからこそ、改めて自分自身を自省します。


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