見出し画像

万病の素なので、日々の心がけが大切です。

1月9日の記念日【風邪の日】

1795年(寛政7年)の1月9日、横綱・谷風梶之助が流感で現役のまま亡くなりました。35連勝中の現役のままで、44歳の若さでした。「流感」とは「流行性感冒」の略で、インフルエンザウイルスを病原とする「インフルエンザ」です。谷風が亡くなった当時も、流感が江戸全域で流行っていました。亡くなる10年ほど前に流感が流行している時、谷風は「土俵上でわしを倒すことはできない。倒れるのは風邪にかかった時くらいだ。」と語っていたことから、この時に流行した流感は「タニカゼ」と呼ばれたとのこと。この呼び方は現在でもインフルエンザの別称として残っているそうです。

今年は数年ぶりに、インフルエンザが流行しているという報道を見ました。コロナ禍が3年目の冬になり、3年経っても変わらないコロナについての報道の中でも、インフルエンザの流行が差し込まれてきているので、だいぶはっきりと流行は見て取れるんだろうなと思っています。

ウイルスは見えないのでかかる時はしょうがないにしても、日頃からの備え、予防についても、体力を落とさない事についても、しっかりできているかどうかで、それが重大な状況に発展するかの確率は変わってきます。万病の素と言われていますが、万病に発展しないような心がけは、引き続きわすれないようにしたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?