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今でもいい気分にしてくれます

7月11日の記念日【セブン―イレブンの日】
株式会社セブンイレブン・ジャパンさんによって制定された記念日。由来は社名のセブン(7)イレブン(11)からきています。コンビニエンスストア最大手で、認知度も高い社名であるセブンイレブン。そのまま日付を置き換えられる7月11日を記念日とすることで、様々な情報を発信しより多くの人に認知してもらうのが目的のようです。

セブンイレブンと言えば、少なからぬ因縁のある会社です。大学時代まだ夜の時給が800円にも満たない頃、自分で生活費を稼ぐために深夜帯でアルバイトをしていたセブンイレブン。就職氷河期という事も相まって、卒業後はそこで店長を1年、その後別のセブンイレブンで4年ほど店長をしていたことがあります。いわゆる名ばかり管理職という社会人デビューをしたおかげで、その後小学校で働いていても「店長時代よりもよっぽどホワイトよ。」と、感じてしまえるようにはなりました(とはいえ教員業は別の意味で心を病む原因がゴロゴロ潜んでいますが)。

そんな経験もあってか、現在でもコンビニエンスストアに行かない日はなく、電車に乗る前にファミマで朝ご飯のおにぎりを。とか、週刊誌のマンガ雑誌を買いたいからセブンまで足を運ぶ。とか、バーコード決済サービスにお金をチャージしたいから。とか。用事はなんてことなくても、立ち寄って、ぐるっとお店の商品を見回して、気に入っている商品を買って帰り、食べ歩きしながら歩くのがすごく心地よい時間です。

結局コンビニエンスストアや飲食店は、自分のように活動範囲が狭い人間には、「いつものお店」がすごく大事で。20年以上同じところに住めば、昔は行きつけだったけど足が遠のいてしまった近所のお店もちらほらある中で、いつも使うセブンイレブンだけは、変わらず「いい気分」にさせてくれるお店であり続けてくれています。自分が昔店長だったときには、近所のお店で情報交換し合ったりした店長さんたちも、今では娘さんや息子さんに代替わりしていてる雰囲気は感じられますが、その娘さんや息子さんも含めて、変わらずセブンイレブンを続けてくれているのが、ありがたいなぁと感じます。

社会情勢の変化とともに、「ブラック企業ランキング」の上位安定になっているセブンイレブン。働いている従業員さんや契約されているオーナーさんたちの現状が、以前と比べて見るからに改善されている感じは、正直感じません。一方、セブンイレブンというお店が持つその安心感や親近感は、いまや日本中どこに行っても、看板を見つけられただけでホッとできるほどのものがあります。

お客さん第一主義の「いい気分」のお店が、お店を営んでいる人にも「いい気分」なお店になっていくことを願いながら、今日も明日も、足しげく、お店に入っていきたいと思います。

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