しっかり飲んで、眠って、朝もたくさんご飯を食べて、

チェックアウトして外に出ると滝の音が聞こえる涼やかな空気。

今感じている贅沢な非日常を日常と感じて過ごしている人もいるんだなぁ等と、

ぼんやりしている間に、二日目の旅が始まった。

今日は「夢大吊り橋」を目指すとのこと。

全員集合した車列は5台で、目的地に向かう。

山道は紅葉の彩幕で覆われたトンネルのようにどこまでも美しく、

山の際を走っていると、牧場で出川哲朗さんが、重電の旅のロケをしているところを見つけて盛り上がった。

到着した吊り橋は「日本一の吊り橋」と銘打っているだけあって、

実に大きい。百人以上が往来している中、しっかり揺れるけど落ちる感じはない。

周りを囲む山と渓谷、滝の景色は、それがまた浮世離れしていて、

「旅の非日常感は日常を忘れさせる。」というのは、本当だなとしみじみ感じた。

お昼ご飯まで食べたらここで各チームごとに解散。

帰りは、高速の一本道だったけれど、ゆっくりと日常に戻っていく景観にすこし寂しさを感じながら、

こういう旅を楽しめるのは、いいものだなと、

普段極度の出不精な自分にとっては、

こうして出かけること自体珍しいので、

本当に誘ってもらってよかったなと感じる、そんな二日間をもらえて、

気持ちもすっきりした分、ストレス溜めないように働こうと思った。