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3歳の私が今の私にくれたもの

今日不思議な夢を見た。
3歳の自分をお世話する夢。

通っていた保育園に何故かバイトで入ってて、他のクラスの子のお世話をしていたのに何故か自分の世話をするように。
同姓同名だからお世話よろしくねって言われた。

なかなか言うこと聞いてくれなくて笑った。
自分こんなに聞き分けが良くない子供だったのか?
親から聞く話では聞き分けは良い方で他の子より最初にできることが多かったらしい。
ならば、これは小さい頃の我慢していた部分なんだろうか。
お昼寝の時間は実際よりふかふかの布団で寝てたし、ゲロ吐いたタオルケットはお気に入りらしかったらしいし(柄にめちゃくちゃ見覚えあってなつかしかった)、人と触れ合うのが好きらしいし、なんとまぁ可愛いことよ。

でも3歳なんだよなー、多分その頃はずっと母は入退院を繰り返してたっぽいし、寂しかったんかなー。ちょっとした問題行動が多かったように思える。
先生の話聞いてくれないし、団体行動から人知れずふらっと抜け出したり。

4歳になった君には母が亡くなるなんて思いもしなかっただろうに。
そう思うと涙が出てきそうになった。
寂しいのはどうやら自分らしい。
22歳になった今でも母親の愛情に飢えている。
父や姉、兄のおかげで幼い私と弟はそうグレることなく真っ直ぐ育って今に至るけど、根本的な飢えは解決しないらしい。

3歳の私が教えてくれた寂しさはとても悲しい気持ちしか与えてくれなかった。

でも今を生きている私は結構楽しく大学生活送ってるし、友達にも恵まれている。
過去があって今があるのだからそう悲観的になるものでは無いと思う。
今までを振り返れば楽しかったと思えることが7割あれば上出来じゃない?

3歳の私〜!お前は母の死を乗り越えた上に、小学生になる前にお姉ちゃんとお兄ちゃんが、半分血が繋がってない事に自分で気づく賢いつよつよ幼児だからいけるって!
寂しいと思ってもその分お父さんとかが色々連れ回してくれたり、お姉ちゃんは美術館とか髪切りに連れてってくれるし、お兄ちゃんはバドミントンとかの遊びに付き合ってくれるから、あんま寂しいとか思わなくなると思うよ!

今が楽しいなら結果オーライ!

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