「運」を育てる、とは、「風」を捉えてそれに合わせて自制し作品としての生活や人生を想像することである

参考図書
土田浩翔:「運」を育てる 麻雀界の異端児 土田浩翔の流儀

<a href="https://honto.jp/isbn/978-4-04-601553-2?partnerid=aftoc7830446155&booktype=ebook" style="font-size:13px;text-decoration:none;">「運」を育てる 麻雀界の異端児 土田浩翔の流儀</a>

この本は、私にとって「運」についての解像度を上げるための一つの指標になりました。
麻雀を通じての「運」についての土田さんの"気づき"がこれでもかと綴られています。
Mリーグの公式解説者である土田さんは、Mリーグ公式実況の日吉さんで繰り広げる「風」について割と頻繁に触れながらの面白トークを楽しんでいる方は多いと思いますが、「運」と「風」の関係性も暗に示されています。
麻雀ファンはもちろん、あらゆる人に関係する「運」を可視化するきっかけになると思いますし、それを自分に活かすためにどうするかについてお話していきます。

目次
・損得勘定で考えたらゲームであり、損得勘定で考えなくなったら勝負である
・"滅私"の精神の麻雀
・麻雀はとにかく相手ありき
・「自分がしたいこと」と「自分が出来ること」「自分がしてはいけないこと」
・運気が低い時は、それを自覚して自制し、やりたいこともあえてやらない
・「運」育てるために、どんなものにも命が宿っている前提でものと接する
・楽をしないことで「運」が育つ
・ちっぽけなものに介在する人を想像すれば、心が豊かになる
・ものを大切にすれば結果的に人の気持ちを想像出来る人になる
・"滅私"により自分の実力の何倍もの力を生み出す追い風に乗れることがある
・ミスやあらゆる物事を肯定的に捉える
・自分の物差しのみで相手を否定するのはやめる
・否定からは何も生まれない
・認めたくないことこそ自覚して受け入れる
・全ての険悪の原因は自分が作っていて、いわば自分が加害者である
・東1局では目先のつまらないテンパイをとる行為は人間の持つ弱さそのものであり、上がれなくても理想を追い求める姿勢の方が良い
・与えられた形を一度破壊した上で創造すると新しい発見がある
・相手へ自分の考えが過不足なく伝わっても上手くできない時間は結構長いので、根気よく励まして一緒に歩む姿勢を持つのが良い
・根幹が伝われば相手は自然とやる気になる
・「運」を育てるのに「予測すること」はとても重要
・プロ同士ではお互いに良い作品づくりをしようとする気持ちがないと、あらゆる価値が下がるので注意
・勝ちたい我欲から離れ、数字が持つ確率論から離れ、作品としての生活や人生を意識する日々
・不平不満を抱いた姿勢に真摯さはない
・「運」と向き合うことは、「人と向き合うこと」
・迷ったら負荷のかかる方を選択する
・洗練された心、整合性のある心を育てる
・まず体から入る(頭で考えるうちは運が来ない)
・自分の境遇が悪い時、その場に自分が与えた影響だけを振り返る(他人はひとまず置いておいて)
・寛容の精神を持ち、場の空気を和らげる「率先者」になることで「運」が育ち、人間力が高まる

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