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劇症潰瘍性大腸炎を最終的に自然治癒で寛解させた話。


私の30才差の彼がある日、潰瘍性大腸炎劇症を発症しました。【病は気から。】どんな病にも原因の根があるのなら、一体彼の場合それはなんだったのか?火の洗礼の中、心の闇においてきた泣いてる自分に出会っていき、抱きしめる。。
お医者さんもお手上げ状態で外科手術を勧められる恐怖の中、自分の潜在能力、生命力を信じて、最終的に自然治癒で寛解させたお話です。
この記事を必要としてくださる方に届きますように。

彼は当時63歳。

年の割には若く見られるほうで、病院にも60年間お世話になってないとワイルドな魅力の彼でしたが、3年前のある時期から調子が悪い時期が続いていました。トイレに行く回数が多くて、顔色がすぐれません。

もともとヘルニアの持病があり、腸は強くないので、ちょっとした不調かと思っていましたが、なかなか調子が戻りません。

おかしいなぁ、、と思い始めたのは、1日に数回程度が毎日1か月間続くうちに下痢の回数がどんどん増え始めていくのです。

病院嫌いの彼でしたが、あまりの不調についに近所のクリニックで大腸検査をしました。

が、原因はわからず。最初はキャンピロバクターという鳥の菌による食中毒を疑われましたが、違いました。

原因がわからないので、1か月間自宅静養をしているうちに最終的に下痢は1日15回以上。体重は最終的にはあっという間に20キロ近く落ちてしまいました。

その間もまた他の近所の内科にかかっていましたが、原因不明と言われ、どうしたらよいか分からず仕舞い。

症状をネットで調べたら、潰瘍性大腸炎、と出てきました。内科の先生に、もしかして潰瘍性大腸炎ですか?と尋ねましたが、違う違うと首を横にふります。

彼は遂に寝たきりの状態になり、一日中下痢が止まらず、トイレも間に合わなくなってしまい、なんとオムツをつけて寝たきりになってしまったのです。あまりにも、あれよあれよと衰弱していくので、死の危険を感じました。

大病院に行ったら、即入院になるのは目に見えています。が、私たちは病院の言いなりになることに抵抗がありましたし、また貧しい暮らしなので病院の費用を恐れました。

彼を大病院に連れていく前に、わたしはあの方にどうして彼がこのような病を発症しているか尋ねてみることにしました。

以下彼自身による記録です。

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