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雨の水の功績

最近、雨続きですね。

今日のお昼にふとお庭を眺めていたら、さくらんぼの木が花をつけているのに気付きました。

春に向けてパワーを溜め込んでいく植物たちは、瑞々しい雨に喜んでいるのかも。

最近知ったのだけど、水道からあげる水と雨の水では、植物にとって成長に寄与する度合いが全然に違うらしい。面白いですね。

岡山に移り住んで来て、植物と関わりながら暮らすようになってから、雨がもっと好きになったような気がする。

びびっときて撮影用の新しい録音機材を買ってしまったので、ときどきそのマイクを通して静かに雨の音に耳を澄ませながら、ゆっくり夜を過ごしていたりする。

すごい快感。気持ちいい…。

だからと言って雨を愛しているかと言われればそんなこともなく、憎らしくなる時もある。

特に、買い物に行く気が萎んでお家に引き篭もりたくなってしまうのは困る。

ただでさえ外出が億劫な性格なのだ。このままでは自宅の食糧が底を尽きてしまう。

何も予定がないと、ほんとに一歩も家を出ることなく1日をダラダラと過ごしている気がする。

いや、待てよ。よく考えてみたら、この引きこもりの傾向自体は晴れでも一緒だ。

雨を単なる外に出なくてもいい言い訳に使っていたのか、自分は。

「雨のやつめ…。これじゃあ今日も外に出られないじゃあないか!」なんて憎らしい顔をしてる一枚奥には、外に出なくてもいい理由を発見して、したり顔をしている自分がいたのだ。

なんてやつだ。情けない。

…誰か怠惰な僕を外に連れ出して下さい。

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