とつ ゆう

画業を営む瀬戸内の暮らし。作家・デザイナー。植物や動物を愛でながら、自然の命や自分自身…

とつ ゆう

画業を営む瀬戸内の暮らし。作家・デザイナー。植物や動物を愛でながら、自然の命や自分自身の心と繋がっていくような絵を描いています。月二回更新のメンバーシップでこれからやりたいことの企画書も書いてます。

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書くことやつくることのエッセイと、公開前・未公開の小説の原稿を投稿します。とつゆうの制作活動がとても支援されます。

  • とつゆうの書くこと、つくること。

    ¥800 / 月

マガジン

  • つくりながら考えていること

    エッセイ集。つくるためにつづけていることや、考えていることを書いています。現在 原稿用紙129枚分。

  • とつゆうの書くこと、つくること。

    メンバーシップ限定です。書くこと、つくること、生活のエッセイと、公開前・未公開の小説の原稿も投稿します。月に2本ほど投稿予定です。時々休んじゃうかもしれませんがいいもの書くので赦して下さい。

  • 短編集

    短編集です。タイトルに<前編>など付いていない記事は、一記事完結です。原稿用紙86枚分。

  • じぶんのクセをすきになる

    じぶんのクセって、どうやったら好きになれるんでしょう?僕は嫌いなクセだらけです。朝起きれない自分。大切な人の期待に応えられない自分。仕事で毎回失敗をしてしまう自分…。「こんな自分になりたい」なんて思うんだけど、いつもそれを邪魔してくるようなクセばっかり。嫌になっちゃいます。 でも、実はそのあなたのクセ、あなたの唯一無二の才能に紐付いています。あなたの身体の声を、心の声を、きいてみませんか。そこにきっと、答えがあります。この本を読み終えたらきっと、自分のことが読む前よりももっと好きになっているはずです。ーー内容は、クセを受け入れて生きること、じぶんの才能の知り方、個性の感じ方、自然体な生き方、深層心理学、そんな感じ。 2023年6月29日執筆開始。現在、原稿用紙297枚分。

  • お金と仲良くなる

    お金について考えていること。お金との付き合い方について。現在原稿用紙23枚分の分量です。

最近の記事

あなたのすてきなところはね

静かにしてみると、初めて聴こえてくる音がある。 映像を撮り始めて、そんなことに初めて気が付いた。 風が葉を揺らす音、服の掠れる音、自分の呼吸の音。 そしてふと、自分の心の声だって、そうなのかもしれないと思った。 何かに不安になっているとき。周りの人たちを見て焦っているとき。仕事や人間関係のプレッシャーに打ち負けそうだけど必死に耐えているとき。 そんなときにはいつも、「もっと自分なら頑張れる」「ここで諦めて逃げるようでは、また同じことの繰り返しだ」「これはチャンス、乗

    • 植物的生活ー僕のボタニカル・ライフー

      アトリエやお庭の植物の写真・映像を撮り始めてからしばらく経ったけど、自然の命の美しさと、尽きない不思議にむしろどんどんのめり込んでいる…。 なんでみんなこんなにも違っていながらとても一部では似ていて、美しいくらいにシンプルな構造のようで実はすっごく複雑で、毎日少しずつ変わりながらも季節を巡って変わらないリズムを続けているんだろう。 植物は動かない。 いや本当は毎日動いていて、それに気付いていなかっただけだったんだと発見して、感動する。 僕は度々、頭を打った時なのか、社

      • 昨日と今日の隙間に / ホトケノザ

        朝のスタートが遅い人生なので、人から度々「夜型なんですね」なんて言われてきているわけなのですが、決して夜に集中力が上がるわけでもなく人並みかむしろそれよりも早く酒を飲み始めて気持ちよく眠くなって早々に布団に入っています。 朝型でもなく夜型でもない。これは何型なのでしょうか。僕のアクティブな時間はどこにいったんでしょうか。 日中型と言ってみると何も言っていないただの人間ですということに聞こえてくるし、「お昼過ぎ頃から夕方まで型」ですね〜、なんて言うと活動時間が短すぎて悲しく

        • 絵とデザイン

           ここのところ、絵を書くことが僕の活動の中心に据えられつつあるように感じている。  実際に一日のうちの、絵を描く時間の割合が増えてきている。そして何よりも、それが今一番、僕の精神を癒やしてくれる行為になってくれている。  だが実際には絵だけで食べているというわけではなく、収入の中心は今もデザインの仕事になっている。  僕のデザインの仕事では、ロゴをつくることが多い。  ロゴをつくることは、世界の最小の設計図をつくることに近い、と思う。ロゴができたら、色が決まる。フォン

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        • 気分の波との付き合い方
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        メンバーシップ

        • これからメンバーシップで書いてみたいことを思いつい…

        • 初めて新人賞に応募をしてみた。

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 小説の縦書き版PDFをつくってみました

        • 今月は未発表の短編小説を二回に分けて投稿します

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        メンバー特典記事

          毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる

          「とつゆうの書くこと、つくること。」に参加すると最後まで読めます

           毎朝、日記を書いている。  日記を書くことは学生の頃から続いている習慣で、家の押し入れにはその都度に使っていた何冊ものお気に入りの日記帳が並んでいるため、その押し入れの扉だけは絶対に開けられないよう僕はいつも細心の注意を払っている。  日記を書くようになったきっかけは、『Artist Way(邦題:ずっとやりたかったことを、やりなさい)』という本だった。その本で「モーニングページ」という自分の心と向き合うための習慣を知ったことから始まった。  モーニングページはその名

          毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる

          短編 『ミカミという男』 初稿

          「とつゆうの書くこと、つくること。」に参加すると最後まで読めます

           新しい物語を書いていて、その初稿ができたのでメンバーシップに先んじて公開します。  初稿なので荒削りですが、どんな感じで物語を書いているのかを体感してもらうのも面白いかなと思ったので、このままどん!と投稿します。 *** ▽ 人物 ・僕 … 物語の主人公。第一稿では一人称視点としているが、僕にも名前をつけて三人称視点に寄せていきたい。 ・ミカミ … ドレッドヘアで、半裸でいつも過ごしている。肌は濃い黒に近いような茶色で、大きなブレスレットやバングレット、ピアスなど

          短編 『ミカミという男』 初稿

          【企画書的エッセイ】 クセすきラジオ 【メンバーシップ】

          「とつゆうの書くこと、つくること。」に参加すると最後まで読めます

           しばらく、『じぶんのクセを好きになる』というタイトルで連載をしている。  何らかの形で本にすることを目標にして書き進めていて、もう原稿用紙300枚分を越えたので、一応一冊分ほどにはなるような段階になった。  そしてnoteも、読んでくれたらお金を払って頂くような制度にしている。無料で読めるけど、無料じゃない。そういう感じだ。   noteの価格としては多分かなり高額な1,650円という金額だが、ありがたいことにすでに10人ほどが買ってくれている。恐らく有料noteにし

          【企画書的エッセイ】 クセすきラジオ 【メンバーシップ】

          相手の期待に応答してしまう自分を赦してあげる 【メンバーシップ】

          「とつゆうの書くこと、つくること。」に参加すると最後まで読めます

          相手の期待に応答してしまう自分を赦してあげる 【メンバーシップ】

          セックスにおける「与える側になることの安心感」について考えてみる

          「とつゆうの書くこと、つくること。」に参加すると最後まで読めます

           何だか自分のするセックスがこれから変わっていきそうな感覚がある。ということについて、書いてみる。  昨日、ジブリの「君たちはどう生きるか」を見た。  ネタバレしたくないので内容には言及しないが、とにかく自分の無意識の栓をこじ開けられるような、そんな作品だった。  昨日の夜はうまく眠れなくて、ずっと変な夢を見ているような気分だった。寝起きはちょっと悪い。もう朝の九時なのに、目がいつもの八割くらいの大きさでしか開いていないような気がする。  じゃあ、無意識の栓が抜けてし

          セックスにおける「与える側になることの安心感」について考えてみる

          新しいお金の流れ方を考えてみる。仕事の仕方を変えてみる。

          「とつゆうの書くこと、つくること。」に参加すると最後まで読めます

           前回つくったお仕事の契約書から、新しい気付きがあったのでいろいろと変更を加えていってみようと思ってます。もっと素直に、もっと僕にしかできないことだけをできたらいいな。  ひとまず振り返りとして、前回つくった契約書の内容を再び書いておきます。

          新しいお金の流れ方を考えてみる。仕事の仕方を変えてみる。

        記事

          毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる

           毎朝、日記を書いている。  日記を書くことは学生の頃から続いている習慣で、家の押し入れにはその都度に使っていた何冊ものお気に入りの日記帳が並んでいるため、その押し入れの扉だけは絶対に開けられないよう僕はいつも細心の注意を払っている。  日記を書くようになったきっかけは、『Artist Way(邦題:ずっとやりたかったことを、やりなさい)』という本だった。その本で「モーニングページ」という自分の心と向き合うための習慣を知ったことから始まった。  モーニングページはその名

          毎朝の日記で、内側から聴こえてくる声に耳を澄ませる

          短編 『ミカミという男』 初稿

           新しい物語を書いていて、その初稿ができたのでメンバーシップに先んじて公開します。  初稿なので荒削りですが、どんな感じで物語を書いているのかを体感してもらうのも面白いかなと思ったので、このままどん!と投稿します。 *** ▽ 人物 ・僕 … 物語の主人公。第一稿では一人称視点としているが、僕にも名前をつけて三人称視点に寄せていきたい。 ・ミカミ … ドレッドヘアで、半裸でいつも過ごしている。肌は濃い黒に近いような茶色で、大きなブレスレットやバングレット、ピアスなど

          短編 『ミカミという男』 初稿

          【企画書的エッセイ】 クセすきラジオ 【メンバーシップ】

           しばらく、『じぶんのクセを好きになる』というタイトルで連載をしている。  何らかの形で本にすることを目標にして書き進めていて、もう原稿用紙300枚分を越えたので、一応一冊分ほどにはなるような段階になった。  そしてnoteも、読んでくれたらお金を払って頂くような制度にしている。無料で読めるけど、無料じゃない。そういう感じだ。   noteの価格としては多分かなり高額な1,650円という金額だが、ありがたいことにすでに10人ほどが買ってくれている。恐らく有料noteにし

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          相手の期待に応答してしまう自分を赦してあげる 【メンバーシップ】

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          【企画書】小さな森のつくり方

           ふと「森をつくってみたい」と思った。  僕は今、岡山県の早島町という、かつていぐさのものづくりで栄えた小さな村に住んでいる。  僕の家の前には、大きな庭がある。  いや、庭というよりは空き地と呼んだ方が適切かもしれない。  かつておじいちゃんが土木建設の会社をやっていたときに資材置き場として使っていた場所だ。今はもう引退しており、僕の家の一軒隣に祖父母が住んでいる家がある。  その空き地は、平均的な家族で住む一軒家が4棟くらい立ちそうな大きさなので、それなりの広さ

          【企画書】小さな森のつくり方

          【企画書】 「クセすき」連載の書籍出版

           こんにちは、とつゆうです。  「クセすき」の連載が大体の本一冊分の目安となる原稿用紙300枚分ほどになったので、そろそろ書籍にする方針についてちょっと考えてみようと思って、メンバーシップ用に文章を書いてみることにしました。  7月下旬〜8月上旬の東京滞在時に、印刷会社さんと打ち合わせをして見積もりをもらいました。  提示してもらった金額は、

          【企画書】 「クセすき」連載の書籍出版

          あなたのためと、自分のためと 【じぶんのクセをすきになる】

          あなたのためと、自分のためと  こんにちは、とつゆうです。  昨夜にも、書籍代を振り込んでくれた方がいました。これで、四冊目です。たかが四冊。されど四冊。  まだ本にもなっていない、ましてや完結もしていない原稿の段階で本が売れているわけですから。自分でも驚いています。それが本をつくるための原資にもなるわけです。新しいクラウドファンディングみたいな形ですね。  でもクラウドファンディングよりもすごく楽だし、健全です。なぜなら、貸し借りがないからです。僕の方からすでに全身

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          第三の道は、信念のおうちの裏口に 【じぶんのクセを好きになる】

          第三の道は、信念のおうちの裏口に  さて、今日は「待つ」ということが具体的にどういう効果をもたらしてくれるのか、Kくんの事例を踏まえて考えてみようと思います。  Kくんの悩みは、上司からのモラハラ気味のノルマ設定によってストレスを感じていることでした。  このときKくんの中では、「仕事を辞めて転職をする」または「仕事を辞めない」という二つの選択肢が生まれています。僕はその選択肢のどちらをとるべきかと悩んで、相談をされたわけですね。  Kくんはすぐにでも決断したくなって

          第三の道は、信念のおうちの裏口に 【じぶんのクセを好きになる】

          クセを活かして生きるための奥義「待つ、耳を澄ませる」 【じぶんのクセを好きになる】

          第三章 クセが活きてしまう現実に変えていく クセを活かして生きるための奥義「待つ、耳を澄ませる」   こんにちは、とつゆうです。  しばらく連載をお休みさせて頂いていましたが、今日からまた再開していこうかなと思います。  今日から、実践編の第二章を終えて、第三章に入っていきます。第二章をものすごいエネルギーを使って書き切ったので、僕の中でやり切ったという感触があり、最後の章になるはずの第三章で何を書こうかと考えていた期間でした。  外側に流さず内側に溜めていくような

          クセを活かして生きるための奥義「待つ、耳を澄ませる」 【じぶんのクセを好きになる】

          あなたのクセと、その祝福と。 【じぶんのクセを好きになる】

          あなたのクセと、その祝福と  こんにちは、とつゆうです。  最後の10 日目は、9日目のワークでやった「処世術のクセ」をひっくり返すとあなたの才能になる、というお話について書いていこうと思います。  あなたがいつも「そんなの普通でしょ」くらいに思ってしまっているその素晴らしい個性について、才能について、少しでも「私って、もしかしてすごいんじゃ…?」って気持ちになってもらえるように書きたいなと思っています。  才能の開き度合いは、自分自身の「自然体のクセ」への自覚ですか

          あなたのクセと、その祝福と。 【じぶんのクセを好きになる】

          じぶんのクセをすきになる【2-9】あなたの才能を言葉にしてみる

          あなたの才能を言葉にしてみる  こんにちは、とつゆうです。  さて、今日もワークをやっていきましょう。今日は最後のワークになる予定です。  ワークの序盤では、「最近イライラしていたこと」から連想される出来事をたくさん思い出して頂きました。そもそも起こっていたはずの感情の揺れを思い出すというものですね。  結構、僕たちってすぐに忘れちゃうんですね。イライラしたことも、不安になったことも本当に一瞬で忘れ去っていきます。  なぜかというと、居心地がわるいからですね。居心地

          じぶんのクセをすきになる【2-9】あなたの才能を言葉にしてみる

          じぶんのクセをすきになる【2-8】すぐに行動したくなっちゃう僕たち

          すぐに行動したくなっちゃう僕たち  こんにちは、とつです。  今日もクセすきワークをやっていきましょう。  昨日のワークでは、「処世術を自覚する」ということをやりました。いかがだったでしょうか?これまで無自覚に行っていた自分の行動の意味が分かってきませんか?  この処世術の行動に、その人のクセが現れているわけですね。みんな、自分の命を守りたいんです。生きたいんです。つながりを失いたくないんです。  だけどそのためにとっている行動が、千差万別なわけです。それが個人間の

          じぶんのクセをすきになる【2-8】すぐに行動したくなっちゃう僕たち