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さらっぴん日記【1月第5週〜2月第1週】

歳を重ねても日々なにか新しいことに出会い、発見し、刺激を受けたりします。
毎日が間違いなく”さらっぴん”(新しいの関西弁)なのです。
……ということで、その日に遭遇した自分にとっての新鮮な事柄を、画文形式でまとめていきます。

1月29日(日):少年よ、いったいどうしたというのだ

吉城園の前を肩を落として歩く少年

陽気に誘われ、興福寺から東大寺へぶらりと散歩しました。
その道中、視線を落としてとぼとぼと歩く一人の男子とすれ違いました。
中学生らしき彼の頭には、鹿の角型カチューシャが乗っかっています。
奈良旅行ならではの飾り物を身にまといながらも、こんなにテンションが下がっている人物を見たのは初めてでした。

1月30日(月):500日続けたモレスキン製ノートでの学習手法

文字情報を図解情報へと変換させる

noteのお題から「#X日間やってみた」というテーマを見つけました。
それにまつわる何かがないかと思い起こしてみたら、500日連続で奈良を学んだ十年前の日々が浮かびました。
文献から得た情報を頭の中で取捨選択し、再構成してノートへ描きまとめる学習手法です。
文章という直列情報を図解なる並列情報へ変換する過程が、学びが深まると信じて続けました。

1月31日(火):私の奈良時代がこうして始まった

奈良をまとめた3冊のノート

2012年2月29日から2013年7月12日まで毎日、憧れの奈良について学びました。
(その手法は前述の記事にてまとめています)
この学習記録をnoteの募集テーマ「#X日間やってみた」に仕立てようと、奈良を学んだことから始まって、住まいを移し変え、新たな事業を奈良の地でスタートするなど、いろんな騒動を列挙しました。
それらを『500日連続で奈良を学んだ結果……人生はこうも変わるものなのか』と題して明日に投稿します。

2月1日(水):EXPOシネマのエグゼクティブシートで尿意に打ち勝つ

やみつきになるエグゼクティブシート

またもやインド映画『RRR』を観に行きました。10日間で2回とハイペースです。
面白いのがわかっていたので、EXPOシネマのエグゼクティブシートを予約。
座り心地はもちろん、リクライニングで身体を楽にして鑑賞できます。
そのせいなのか、3時間の上映時間でトイレに行きたい衝動が抑えられました。(たぶん違うと思います)

2月2日(木):43年来の友達を見て、自分を顧みた

62歳間近のY氏

東京の大崎で学生時代の友人と七年ぶりに会いました。
彼を見た途端「わぁ、おっさんや〜」と口には出さなかったのですが、「おまえ、えらい変わったのぅ」という言葉がダイレクトに返ってきたのです。
自分の老け方には気づかないものですが、友人を眺めながら「自分にも同じ事態が起こっている」ことを理解しました。

2月3日(金):いま東京に居ることが誰かの役立ちと心にする

東京出張の出で立ち(これで一泊)

この二日間は東京での仕事です。
スーツに着替え、ネクタイを締め、人前に立ちます。
若い頃はこの堅苦しい恰好が嫌でしたが、ビジネススーツに身を包むのは誰かが私の仕事を求めているからこそ。
そう思えるようになってからは、スーツとネクタイが嫌いではなくなったのです。
ましてや東京にまで呼んでいただけることは、感謝するほかないといえましょう。

2月4日(土):長蛇の列に本を求める人たちのパッションを知る

茶屋町のMARUZEN&ジュンク堂 1階フロアイメージ

梅田茶屋町にあるMARUZEN&ジュンク堂へ立ち寄りました。
レジを待つ人たちが、フロアを半周するほどに並んでいます。
こんな長蛇にたじろぐことなく本を買い求める人たちの存在に、書籍の商品力は捨てたものではないと感じ入りました。



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