神戸の夜景と水晶玉

兵庫県協会のプロコン育成塾

こんにちは中小企業診断士の廣瀬達也です。
『企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ』の二巡目が回ってきました。一巡目は私以外のみなさんの投稿内容がとても興味深く、「へー」「ほー」「スゲー」「ですよねー」などイチ読者としてとても興味深かったです。

つい先日、こちらの「楽しいチーム」定例会にて5分間のプレゼンデビューさせていただきました。これまでの自分の診断士としての活動を振り返る良い機会になりました。関西時代の活動について多めに触れたかったのですが、私のタイムマネジメント力の前に「5分間」という時間はなかなかに強力な壁・・。


私の持っている関西情報の鮮度が落ちる前に、この場をお借りして、関西時代に参加した兵庫県中小企業診断士協会主催のプロコン育成塾について(言及できる範囲で)お伝えしたいと思います。

受講期間は2016年9月~2017年2月(診断先の都合などにより私の診断先への最終報告は2017年4月)。12期生でした。コテコテの企業内診断士な私にとって「プロコン育成塾」なるものは別世界のものと思っていました(実際のところ、多数のマスターコースと呼ばれる講座がある東京と比べ、関西のプロコン塾への参加は企業内診断士にとって心理的ハードルは高い。と感じています。あくまで個人の感覚ですが)。それが、いろいろな出会いとか環境とか心境の変化があり、気が付けば募集開始時間早々にエントリー。申し込み順位は2位(卒業時の成績順位は不明です"(-""-)")。ちなみに12期は募集開始初日で定員12名が埋まったらしかったです。

■まず講師陣に圧倒されました
講師陣は現役バリバリ、油の乗った実力派、塾の先輩でもある独立診断士の方々。厳しく、鋭く、熱く、お酒が強くて唄も上手い・・本当に魅力的な講師陣でした。もちろん講師になるくらいの方々だから当然なのですが、正直なところ圧倒的な力の差に愕然としたことも事実です。そんな講師の方のリアルな体験に基づいた濃密な講義を受けられる。惜しげもなく伝えてくださるご自身の体験、ノウハウ・・この機会は本当に貴重でした。人とのつながりが大切な診断士にとって、講師の方々と知り合えたこと自体も計り知れない財産です。

■講義とグループワークは熱かったです
オリジナルテキストなど使いながらの熱い講義、グループワーク。
自分自身の「スキル」「商品」の棚卸とブラッシュアップという技術面だけでなく、今後5年間のプランについてもグループワークでディスカッション、そしてプレゼン(今、改めて自分のプラン振り返るといろいろヒリヒリしますが、この振り返り自体がまた大切なハズ)。スキルとは別なのですが、このとき一人の講師の方から「ひろせさん、関西でビジネスをする気なら標準語はちょっと考えたほうがエエかもな」というコメントいただいたのが印象的でした。関西でリアルに中小企業の診断をしていくなら当然なこと。ありがたいアドバイスでした。

■診断先は一人で担当します
講義と並行しながら診断先が割り振られ経営診断が開始されます。診断先は一人で担当します。グループで実施する実務補習の内容を全て一人で担当するイメージです。「プロコン育成塾だから当然でしょう」と思っていたのですが、東京のマスターコースの様子などを聞くと、この点は兵庫県協会・プロコン育成塾の最大特長なような気がします。そして、これは塾運営側も大変。塾生の人数分だけ診断先が必要となりますからね。

診断先が決まれば基本は一人で考え、動くことになります。私は実務補習以外の診断経験はなかったので、何からどうやれば??・・(T_T) な状態に陥りました。しかし、それがプロコン育成塾の醍醐味。試行錯誤、四苦八苦しながら自分で企業訪問・診断して報告書をまとめました(スイマセン。端折ってさらりとまとめましたが、下の写真のような日々でした・・)。


それぞれの企業への報告の前に塾内で「中間報告会」という名の報告演習があります。報告演習では全講師の方からアドバイスをいただきます。そして、報告演習で初めて塾生同士もお互いの診断・報告書の内容を知るという感じです。完成度の高い同期のプレゼンに圧倒され、講師の方からの厳しい個別アドバイスにバッサバッサと切られまくりました。中間報告会には何名かのOBも陪席するのですが、そのOBの方々からも鋭いご意見を頂いたり・・。(私は「来年はOBとして絶対に参加してやる!」と思い、今年は東京から神戸まで行って参加しました)

そして、最終報告は指導講師と共に診断先へ。
私の診断先は兵庫県姫路市にあるとある店舗でした。最終報告後もたまにお店を訪問していたのですが、東京に来てからご無沙汰。関西に戻った時にお邪魔しなくては・・。


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