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図書館、どう使ってますか?

ITベンダー勤務の企業内診断士、廣瀬達也です。

日が短くなってきました。「あ、暮れてきたな」と思ったらアレヨアレヨと暗くなりますよね。そして、関西では(このあたりは地域差あり?)このところ一気に気温下がって来ました。秋を吹っ飛ばすように季節の進行が加速している感はありますが、本格的な秋と言えば読書です。

前回当番の武井編集長も本についてネタでした。

そして、本と言えば図書館。
約1年前にリーダー三木さんも図書館ネタで触れていたように、今の図書館はけっこう便利です。

僕は以前からご近所の図書館(区立とか市立)は、会員になってネットで予約…という利用はしていました。加えてこの4月から大学院生となったことの影響もあり、図書館利用の機会がより増えてきました(対象図書館の種類も拡大)。自分自身の利用方法の振り返りと整理も兼ねて、今回は最近接点が増えてきた図書館について書きます。

■区立とか市立図書館

生活との接点が圧倒的に多いのはココ。ご近所だったりもします。やはり汎用性高いですね。
気になった本のうち、即「これは買い!」と思ったもの以外はまずこちらでネット検索することが多いです。人気本は待ち行列になっていますが、そもそも既に積読が溜まっているので、待つくらいでちょうどよいケースが少なくありません。「早く読みたい!」というものは買えばいいですし。

大学院生としては学校近くの図書館会員になりました。兵庫県但馬地域の民俗芸能系の書籍については但馬地域の中心地である豊岡市立図書館の蔵書が多いのです。(「市内の学校に通う学生」なので会員になる権利あり。ちなみに、入会手続き時には学生証を提示したにも関わらず「なるほど。大学にお勤めなんですね」と反応されてしまい「学生です!」と訂正する場面がありました)。こういう地域性を生かした図書館利用もアリ…。と最近気づきました。

また、診断士にとっては「業種別審査辞典」を閲覧できるところもあります。僕の東京在住時代は千代田区立図書館(九段下)にお世話になっていました。

図書館(区立)などでは、図書館で開催されるイベントでセミナー講師をしている診断士さんもいらっしゃいますね。これなどは診断士っぽい図書館との関わりかもしれません。

■県立図書館

専門書などは市立図書館より圧倒的に多いです。大学院課題のための参考文献調査に重宝しています。僕の住んでいる兵庫県では県下の市立図書館のうち、いわゆる「中央図書館」と連携している仕組みもあり、ネットで県立図書館本を予約、市内の中央図書館で受け取り・返却が可能です。県立図書館から離れているところに住んでいる人などはとても便利な仕組み。欠点は(組織横断となっていることからか)、予約してから最寄の中央図書館で受け取れるまでにそこそこ日数がかかること、そして、「貸し出し期間の延長」ができないことなどでしょうか。このあたりの仕組みは今後の改善に期待したいところ。

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■大学の図書館

僕は大学院生なので自分の学校の図書館が利用できます。
大学院の研究科そのものが小さく図書館はほぼ「図書室」(高校の図書室より小さいかも)ですが教授陣が「それぞれの分野の参考文献として使えそうな本(あるいは自分の研究に使いたいやつ?)」を選んで集めてくださっているので、図書館規模の割に内容はかなり充実しています。貸し出し期間が3週間と長いのも魅力。


■「シェアする図書館」だいかい文庫

こちらは普通の図書館はちょっと違いますが、ご紹介かねて…
兵庫県豊岡市内にある小さな図書館です。
代表は豊岡市内のお医者さん(勤務医)。お医者さんポジションから「街をケアする」という切り口でクラウドファンディングにて設立されました。

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新刊の販売もやっているのですが、貸し出し用の書籍は個人が持ち寄るなど独特の仕組みがあります。
持ち寄る具体的な仕組みは「一箱本棚オーナー」制度。20冊程度が置けるスペースをオーナー希望者へ貸し出し、借りた個人がそのスペースで思い思いに貸し出し用の本を出店しています。遠方在住でもオーナーになれます。ご関心のある方ぜひー(^_-)-☆


9月から僕自身が「一箱本棚オーナー」として出店しました。出店者はこの図書館のお店番もできる権利あり(^_-)-☆。小学校の頃の「本屋さんになる」という夢にすこーし近づいた感じです。
(「こんな本が貸し出されています」という案内が定期的に通知されるのですが、自分が出店している本が貸し出されている状況を見ると少しうれしいです)

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このだいかい文庫は、「街をケアする」視点から街の人の居場所作りを狙った対話イベントなども企画したりしています。兵庫県での生活サイクルがもう少し上手く回せるようになったら、このようなイベントなどにも関わることを密かに狙っています。

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