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プチ旅日記【長野市周辺 Vol.4戸隠神社奥社】早朝の参拝、実は相当危険だった

2023年10月28日、29日の土日での1泊2日の旅。
昨日に続き、長野市周辺の旅の続きです。

今回は2日目。
昨日、渋温泉の「金具屋」さんに宿泊し、翌日早朝ちょっとしたことが・・・、のようなことを予告しました。

実は、私たち、宿の皆さんがまだ寝静まっていた時刻に外出していたんです。行き先は、「戸隠神社 奥社」

なんで、そんな朝早く?と思われるかもしれませんが、私たちには時間が限られているからです。つまり、1泊2日(それもタイムリミットあり)という時間制限の中で、渋滞や駐車場探しに使う余裕はないのです。

事前の調べで、この戸隠神社は人気スポットであり、なかなか駐車場確保も難しいと聞いていました。これを知り、もう、ここに日中行くということは、我々の選択肢ではありえないわけです。

というわけで、時間制限のない神社参拝。早朝に行こうと決めました。
もちろん、前日に「金具屋」さんにはお伝えしており、靴を事前に用意しておいてもらいました。(←これ、鉄則です。)

さて、午前4時半。
金具屋さんを出て、渋温泉街を駐車場まで歩きます。

静か。。。

人一人歩いていません。(当たり前か・・・)

これは6番湯です。時計の表示は4時半過ぎですね。

そんなわけで、まだ真っ暗な中、車に乗って戸隠神社を目指します。
およそ、1時間かけて早朝ドライブです。

「戸隠神社 奥社」の駐車場に到着しました。
夜明けの時刻です。
車は、まだ1台しか入っていませんでした。

さて、出発。
奥社に、向かいます。

一番最初に、鳥居がありました。
深々と一礼をして向かわせていただきます。

まっすぐと続く、土の道で、落ち葉が落ちています。
とにかく長い、一本道です。参道は約2kmあるそうです。

ようやく雰囲気が変わってきました。

「髄神門」が見えてきました。

萱葺きの赤い随神門があり、その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。

門をくぐって、杉並木が続きます。
もう、圧倒されます!

凄すぎて、言葉が出ません。

こちらは、「小百合(さゆり)杉」。吉永小百合さんが入った大きなうろのある杉らしいです。
2010年にJR東日本が製作した「大人の休日倶楽部」のCMが放映された後、吉永小百合さんにちなんで、「小百合(さゆり)杉」と呼ばれるようになったそうです。

出典:戸隠観光ナビ

こちらは、飯綱社(いいづなしゃ)。
飯綱大権現は戸隠山の手前にある飯綱山の神なのですが、古から戸隠山の鎮守としてここに祀られているそうです。

出典:戸隠観光ナビ

石段が出てきました。
ここまでけっこう歩いてきたので、きついです。

こちらは、八水神(はっすいじん)の滝
さらに石段を進んでいくと、奥社のすぐ手前の右手に小さな滝があり、その下には八水神が祀られておりました。

出典:戸隠観光ナビ

戸隠山が見えました!

九頭龍社に着きました!

奥社に向かって、左手に九頭龍社の社殿がありました。
ご祭神は、九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)。
ご鎮座の年月不詳ですが、天手力雄命が奉斎される以前に地主神として奉斎され、心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として尊信されています。

出典:戸隠神社HP

こちらでも、しっかり手を合わせてきました。

そして、右側の石段を上った先に、奥社があります。

ようやく「奥社」に到着しました!

奥社のご祭神は、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。
日本神話にある、天照大神が天の岩屋にお隠れになった時、無双の神力をもって、天の岩戸を開き、天照大神をお導きになった天手力雄命を戸隠山の麓に奉斎した事に始まります。
戸隠神社の御本社として開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などの御神徳が全国に広宣され多くの崇敬者が登拝されます。

出典:戸隠神社HP

ここまで来れたことに感謝し、2人で手を合わせました。

帰り際に、偶然、宮司さんとお話しする機会ができました。

その時に、衝撃的なお話しをお聞きしました。

「この時間は、熊が参道を横切ることがありますので、ご注意くださいね。」

えっ???

熊って、あの熊ですか!?


そうです、そういえば往きの道の横にも、こんな表示があったことを思い出しました。

うわーーー、知らなかったとはいえ、とても危険な時間帯だったんだ。。。
知らぬが仏とはこういうことかもしれません。

かえりの道は、やたらおしゃべりになった2人なのでした。
(熊に人間の存在を知らせるため)

ようやく朝日の木漏れ日が、杉並木を照らす時間になりました。

そそくさと、何だか速足のとーちゃんです。

そうは言っても、神秘的。
朝ならではの、雰囲気を味わったことも事実。

感謝して、この参道を戻ったのでした。

あとは、「金具屋」さんの朝食、「麦とろ飯」が待っています。

かーちゃん、急ぐぜよ!


【追記】

今回の琵琶湖の旅を、YOUTUBEでUPしました。
10分以内でまとめているので、よろしければご覧くださいね。

(シロウト編集ですが、よろしくお願いします。(*- -)(*_ _)ペコリ)

こちらです。⇒https://www.youtube.com/watch?v=_lnbFZFJ5oU

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