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「引き際」の大切さ、「生涯現役」の違和感

先日、ある方のオンラインプログラムに参加しました。
そこで、「引き際」の大切さを目の当たりにする発表があったのです。

今まで、ずっと続けてきた(私からしたら勿体ないと思う)ものを辞め、次のステップに向かうとのこと。
そして、ある年齢になったら、きっぱり引退すると宣言されました。

この話を聞いて、驚きを感じるとともに、
その方の「引き際」の考え方に、大きく共感しました。

私は、いつも「引き際」というものを考えています。

例えば、フィギュアスケートの荒川静香選手。
皆さんもご存じだとは思いますが、オリンピックで金メダルを取られた直後に引退されています。まさに、全盛期に惜しまれながら引退されたのです。
その「引き際」の姿を、私は逆に素晴らしいと思いました。

例えば、サッカー元川崎フロンターレの中村憲剛さん。
彼は、現役を35歳で引退されます。大けがから復帰し、得点した翌日に引退会見をされます。「まだまだ、できるじゃないか!」と周りから思われた中での引退。
チームは、そのシーズンはリーグ戦と天皇杯のタイトルまで取られるのです。
その「引き際」に、去る時期の大切さを学んだのです。

そして、冒頭のセミナー講師の方へも、その考え方に、心から拍手を送りたいと思いました。


「引き際」の大切さを感じ、「生涯現役」に美学を感じない。


私は、大いに共感すると同時に、
自分の「引き際」も、しっかりと考えたいと、あらためて思ったのです。


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