見出し画像

四国・中国旅:6日目(最終日) 高知(室戸)

↓前日


ホテル発

この日の目的地はただ一つ、室戸岬に所在する温浴施設「シレストむろと」。帰りは高知空港から飛行機で帰ることになっており、出発時時刻は15時。その一時間半前にはカーシェアを返却しておく必要あり。そして、シレストむろとと高知空港間は1時間30分+αの時間が必要…などと考えつつ、結局は早め早めで行動するしかない、ということで、6時過ぎにはホテルをチェックアウト。

高知空港~カーシェアで出発

日本の夜明けぜよ(??)

6時47分のバスに乗り、40分程度かけて高知龍馬空港へ。建屋内には入らず、停留所から10分程度歩いてカーシェアのステーションへ。連日の寒波の影響で、がっつりフロントガラスが凍っていたので、フロントガラスのデフォッガーを動かしながら、備え付けの除菌スプレーをフロントガラスにかけまくり(エタノールが主成分なので氷が溶ける)、視界を確保して速やかに出発。この時点でだいたい7時45分。シレストむろとの営業開始は10時なので、十分余裕はある想定。ただし、気温がまだ0℃~2℃なので道路が凍結している可能性を考慮して慎重に運転。

道の駅 キラメッセ室戸

この旅行で早くも一年分くらい海見たと思う

道中おっかなびっくり運転してきたものの、9時時点で残り15km地点のこのキラメッセ室戸にたどり着けたので時間的な懸念はなさそうだとひと息いれることに。朝から何も食べていないので、売店で焼き芋という文字を見かけて訪ねてみたものの、まだ焼き上がって以内との回答。しょんぼりだな。内部の写真撮影禁止で、特にやることもないのでどうせ室戸岬の周りになにか観るものがあるだろうと早めに切り上げて出発。

室戸岬 展望台(正式名称不詳)

9時30分。室戸岬の観光案内センターに木組みのいかつい展望台が備え付けられていたので、一回海岸まで出たあと登ってみた。結局見えるの海だから変わらないでしょ、と思っていたら気分がだいぶ違うのでやっぱ位置エネルギーって大事なんだと思う(違うぞ)。

結構大きい。左側の建物が観光案内センター。9時から営業でそこを通らないと展望台にも登れない様になっている。
多分展望台より

御厨人窟

みくろどと読むらしい(一発変換可能)。正直そろそろ切り上げる時間だったので説明等は一切見ずに雰囲気だけ味わったスポット。洞の中に響く水音がなんだか神妙な気持ちにさせてくれる空間だった。

異様な気配

そんなこんなしている内に9時40分を過ぎたので、そろそろ早めに行って駐車場で待機してようかなという頃合いになり、シレストむろとへ出発。

シレストむろと (https://searest.jp/

写真がへたくそですわね

営業開始10分前頃に到着するとすでに先客が駐車場で待機していた。10時ちょっと前にその先客が入場したのを確認したのち、10時を待たず施設内へ。。。と思うとこんな張り紙が


見づらいので説明:私の訪問の前日にちょうど内風呂使用禁止になりました

今回こんなんばっかだよ~と何度目かの悲鳴をあげたあと、そうは言っても引き返せる状況にない、ということでとりあえず入場。聞いてみると、本当にひとつの浴槽が使用不可になっているだけでそれ以外は正常に利用できるのだそう。ひと安心して、説明を受けたあとプール+入浴プラン、水着もレンタル。その場で会員になることで割引を効かせてもらえるということで、入会。帰り際に素朴な会員証を渡してもらった。

入浴・プール会員価格:1300円 (*室戸市民は800円)
レンタル水着:350円
レンタルタオル:250円 
が所定料金だが、会員登録した初回はレンタル水着が100円になるとかで出来上がりは1650円だった記憶。ついでに、内風呂使えなくてもうしわけないということで海洋深層水のペットボトルを一つもらう。

これ 売店で買うと200円くらいするみたいだった。

★サウニング

施設構成から。
入浴プラン:男女別の浴室に入場可。水着は不要。内風呂一つと外風呂一つで構成される。なお上記の通り内風呂は使用不可のため、入浴プランだと外風呂一つにしか入ることが出来ない。外風呂はがっちり塀に覆われていて形式はほぼ見えず、空が見えるくらい。私はプールまでのプランだったからいいけど、いくら水渡したって言っても700円で外風呂一つは割にあわないのでは?(ただ入浴のみ利用者はほぼいない様子)

プール付きプラン:上記に加えて水着でしか入れないプールエリアに入ることができる。プール、サウナ、水風呂、外風呂(露天ジャグジー)が設備構成。

プール:一周400mほどあるが遊泳禁止、健康維持の歩行用。土曜日は健康維持のための水中運動プログラム30分(インストラクター付き)が3回行われているとのこと。3周くらいしてまあいいか、という感じでサウナへ。

サウナ:3人*2段の小さいサウナ。10時30分からちょうどアウフグースが行われるとのことで、参加。こういった催しがあると一切知らなかったのでちょっとテンションが上がった。担当の人が居ない場合はやらないらしいので、半分くらいやる側の趣味だろうな。アウフグース自体は、東京の過激なものに比べれば温度自体は低いものの、人数が少ないこともあって何度も仰いでもらえて満足度が高い。また、かける水がラベンダー水なのでこの手の老人向け施設にありがちなイヤなニオイがサウナから市内のは非常に高得点。利用者から話しかけられて、東京から来た旨を伝えると、「高知にもいいとこあるって言っといてくれよな」と言われた。快諾。アウフグースをしてくれた人も感想を聞きに来たりしてくれて、良かったっス、と答えるばかり。

外気浴:生け垣で海は見えないものの、山沿いでもあるため空は広いし自然が見えて外風呂も外気浴も最高。朝の気温が嘘みたいに10℃以上まで上がっていたし日差しもあったので、この旅行で一番の外気浴を楽しむことができた。

総評:施設構成はコンパクトながら、天候やイベントに恵まれた関係で非常に満足度高い。空港からのアクセスを考えると、よほどのことがない限り再訪は難しいのが悲しいところだが、旅行の締めくくりとしては十分すぎる。

Googlemapやサイトでの案内的には90分で空港までつけることになているのだが、行きの感じからすると+15分は見ておいたほうが良さそう、ということでちょっと早めの11時45分には施設を発つ。サウナで話した人とちょうど駐車場ですれ違い「おう帰るのかい~」と声をかけてもらったので感謝を述べつつ施設をあとにした。

テラスより。本当にいい景色はプール側からしか見えないので撮影できず。

キラメッセ室戸(レストラン 食遊 - 鯨の郷 -)

(いさのごう、と読む)本当は空港に直行しないといけないスケジュール感だったのだが、どうしてもカツオを諦めきれず、行きに立ち寄ったキラメッセ室戸に再び立ち寄る。レストランはギリギリのキャパシティだったが幸い待ち時間ゼロで入ることができ、注文後10分程度で無事かつおタタキ定食がサーブされた。とはいえ時間はないので10分もしない内に完食。一切の臭みがないのに脂がのってい(るのかうまみがあるのか 味音痴だからわからない)て、ウマすぎる。感服。

右上のほうれん草の和物みたいなのも美味しかった記憶。これが旅行中撮った最後の写真。

ゆっくり食べられなかったのは残念だがそれでも食べられただけで本当にうありがたい。今回はいろいろタイミングの問題で施設の本領を味わえなかった所も多いが、最終的には帳尻が合ったな(?ほんとか?)という気がした。

空港着 成田へ

ずっとギリギリかなと思っていたものの、そもそも出発1時間半前に空港着という行動基準がかなり保守的だったらしく、出発ロビーはスカスカだった。本格的に出発ロビーが込みだしたのはおそらく出発30分前(本来は登場開始時刻)からだった。ちゃんとインストラクション守って行動するのがちょっと馬鹿らしくなる。手持ち荷物は7kgまでの制限だったが、6.8kgでなんとか通過。1回セルフでは買ったら7キロ超えてたので、いくつか服のポケットに移して通過したが、なんだか本末転倒なルールだなと思った。というわけで次回からはできるだけLCCは使わず新幹線で行ける地点を発着にするルートを優先したい。

成田着後は成田エクスプレスに乗ったあと、最寄り駅へ。19時半には帰宅。

締め

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。一日目の冒頭にも記載していますが、自分用の備忘録なので読みやすいものではなかったかと思いますが、読んだことで何かしら得られたものがあったようであれば嬉しいです。備忘録性と読み物性を兼ね備えたものがかければ一番なんでしょうね。

締めはちょっと書き足すかもしれません。もう少し旅を咀嚼しながら、なにか自分に芽生えた感情があれば、メモしたいと思っています。風呂や生活に求めているものは昨年の記録で記載していて、そこから大きく更新されるものではありませんでした。その一方で、できるだけ意味のあることをしたい、人に話せる経験をしたい、という気持ちがこの旅行前後で高まっているので、それに向けて一つずつステップを踏んでいきたいです。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?