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無意識の糸

MOVEDのアドベントカレンダー、7日目です!
みんな素敵な投稿なのでぜひそちらもご覧くださいね!

さて、私は、株式会社MOVEDで唯一の正社員として働いています。

MOVEDは私にとってとても働きやすい会社です。説明しやすいところを話すと、羨ましいとよく言われます。

「あなたの今の働き方は、満足度何点?」

こんな質問を受けました。
とある事業の座談会でMOVED4名で話した際の1つのテーマです。

座談会で一緒に話した3名は、渋谷さん、瀧村さん、小林さん。3名とも私の働き方や仕事に対する考え方をグイッと変えてくれちゃった大好きな3名です。

さて、私は今の働き方を100点と回答しましたが、他の3名が80点ぐらいということで『今を満点だと考えたくない。もっと上を。』ですと。

…えっ!うわっ!!
自分自身が「今に満足しきったダサいおっさん」みたいやん。しまった。

ただ、よく考えたらやっぱり100点やなと思います。

私が100点だと言い切った理由は、
「ずっとかは分からないけど、今は100点。ずっと"その時"のベストな働き方ができるように考え続けていきたい」

これ。キレイにまとめたった。(苦しい強がり)

では、満足できる働き方の背景は?

フルリモートだから?
好きな時間に働けるから?
好きな事業に携わっているから?

これらもあるにはありますが、やっぱりMOVEDでお仕事できるからなんです。

一生懸命に仕事中

峠さんち、生活大丈夫なん?

私はよく心配されます。特に社長の渋谷さんと瀧村さん、さらにそのご家族からwww

みんなで皆既月食を見るために外へ

我が家は今夏までは片働きでした。世帯収入が私の収入のみ。奥さんは専業主婦として家庭を支えてくれていました。

仕事をしろと言ったことはありません。もし働きたくなったら好きな仕事を好きな契約で楽しんでほしい。二世帯住まいの専業主婦だとストレスも過多は間違いない。働くことが気分転換になることも大いにあります。

子供は3人います。小学生2人と幼稚園児1人。これからお金はどんどんかかる年代に入っていきます。

そんな環境でMOVEDとかいう無名の小さな会社に正社員ひとり。将来は本当に大丈夫なのか?

親に心配されたこともありますし、MOVEDもいろんな壁を乗り越えてきた最中で渋谷さんや瀧村さんから「生活は大丈夫?」と何度も聞かれました。

奥さんとの会話が楽しい毎日

何の不安もありませんでした。むしろ前職にいた時の方が心配でした。
ちなみに前職は業界内では国内最大規模の法人ですが、私は将来に猛烈な不安を感じていました。

いま不安を感じないのは、うちの奥さんのポジティブに引っ張られているおかげという要素もあります。全く心配されたことがありません。

「給料が安くても会社がなくなっても死ぬわけじゃないし、生きていてくれたらまずはどうにかなる。全く心配してない。どうせどこでもやっていけるんやろ。」

良い人と結婚したと、今でも変わらず心から思います。

結論、私は大丈夫です。

結婚して11年が経ちました(これは8年前)

無意識の糸

全然意識せず一生懸命やっていただけなのに、実はきっかけだった。それは糸のような細いものだったはずが、気付けば太い道となり、後ろを振り返ると自分を守る盾になってくれている。

そう感じるのは、MOVEDでお仕事をするようになってからです。

MOVEDに関わるようになったのは、Twitterでの求人投稿を見たのがきっかけではあります。

私とMOVED、無意識の糸をもう少しほじくってみます。

たかが1~2秒、されども

2018年上期にサイボウズ主催イベントでkintoneの便利な使い方セミナーみたいなセミナーがあり、私は単身そこに参加しました。kintoneをまだまだ便利に使いこなせていないと感じていたからです。

そのイベントの写真。渋谷さん写ってないけど、多分講師してたと思う…

場所はサイボウズ大阪オフィス。30名ほどの参加があったでしょうか。その時の講師が渋谷さんでした。多分…うろ覚え。その時は名刺交換など挨拶することもなく終わった気がします。

そこから半年ほど経って、おそらく2018年のcybozudays@幕張メッセ。

ユーザーとして参加していた私は勉強のためブースを巡っていた時、イベント衣装を纏った渋谷さんを見かけました。

ー(あっ、あれは確か渋谷さん…やったっけ…)

本当に感謝しています

すると渋谷さんは私を見て「あっ、どうもご無沙汰してます!」と挨拶をしてくれました。他のユーザさん対応をされていたので、その時はそれだけ。

半年ほど前にセミナーに参加したうちの1人、挨拶もちゃんとしてないし完全に one of them に過ぎないはずの私に挨拶をしてくれました。

なんで覚えてくれてんの…すげぇ、、、

TwitterのMOVED求人投稿を見て応募したことが今の働き方をするきっかけではありますが、この出来事を鮮明に覚えていたことで猛烈な興味が湧き、応募の長文を送りつけるに至りました。

渋谷さんは絶対に覚えていないと思われる、この1~2秒の挨拶が私とMOVEDを引き合わせて離さない糸となりました。

ちなみに、当時は病院で自由気ままにお仕事をしていました。そんな私に転職の意志はほぼ皆無だったので、MOVED以外の求人には一切触れていません。渋谷さんに受け入れられなければ今みなさまとコミュニケーションを取ることはなかったでしょう。

MOVEDではたらく

cybozuCircus2021福岡

いつも心配をされる私ですが、私はMOVEDで働き始めてからいくつもの心配事が減り、仕事だけでなく生活にも良い変化がありました。

第一に、家族とのコミュニケーションが爆増しました。夫婦間の楽しい会話はそれまで以上に増え、子供たちの面倒をみたりイベントに毎回参加できたり、家事に時間を割く余裕もめちゃくちゃできました。

休みをとるほどでもないちょっとした用事にもパッと対応できるようになったのは本当に助かります。

第二に、MOVEDで何をするにも「君は好きに走ってくれ」という言葉をもらいました。

決まった時間に事務所に出社して、他部署連携の間に入っていろんな人のところに行ったり、IT相談のよろず屋としてわけのわからん相談に乗ったり、、、という働き方も私は実は嫌いではありませんでした。今でもちょっと懐かしく思うことすらあります。

相手や仕事のコントロールの仕方を知っているからです。自分で仕事をコントロールできると、仕事を自分主体で取り組めるようになるので、やらされ仕事がなくなります。それができていたので、前職も楽しかったです。

しかし、渋谷さんから与えられた自由は前職を遥かに凌駕しています。

「やりたいようにやってよ。好きなように走ってくれたら良い。」

口だけそう言う経営者や管理職は無数にいるでしょうが、これほどまでに好き勝手やらせてくれるなんて驚きでした。

やるならやらねば。自由があるから責任もある。
しっかり結果を残さないとと思って自分なりに一生懸命やっています。

家族との時間が増え、好き勝手に仕事ができる。あーたのし。

どこでも生きていける、どこでも咲ける

良し悪しには波があります。もちろんMOVEDもいろんなことがありました。

しかしどのタイミングでもMOVEDを離れる選択肢は私の中には出ませんでした。

ずっと”普通の会社員"をやってきた私はMOVEDでお仕事をすることで、まあどうなってもどこでもどうにか生きていけるだろうという自信がついてきました。

顧客に提供できる価値、社内に提供できる価値が明確になったからです。

それも渋谷さんからもらった裁量と責任のおかげです。

(あと瀧村さんにお尻を叩かれ続けて成長できたおかげってのも…)

二人なら並べる、二人なら超せる

DEATH NOTEより

二人ではなくチームで、ではありますが、一人でできないことも明確にできてきたので、MOVEDというチームでもっともっとお客様のきっかけづくりをしていきたいと思っています。

今の働き方に満足しつつも、より良い働き方を考え続けること。そしてMOVEDの存在をもっと世に出して、ドーンと楽しんでお仕事していきます。

MOVEDで得たもの

仕事が趣味になり、趣味が仕事になる。そんな経験が多数できています。

仕事が先か、趣味が先かもはや不明のライブ配信も、息子の少年野球を配信していたりします。

野球でも配信、仕事でも配信

どこにでも役に立つスキルを得て収入に繋げる。
これは私が前職で大事にしてきた「もらった話は基本なんでも受ける」ことを、MOVEDでサービス化してさらにレベルを上げてこれたからです。

MOVEDの働き方が万人にとって良いかというとそんなことはありません。ただ、少なくとも私にめちゃくちゃ合ってるんでしょうね。

以降は別の機会に書きますが、私は小難しいビジネス言葉を使えません。私個人の考え方や仕事への取り組みが時代の最先端を言っているとも思っていません。

私が最先端を行っていなくとも、先端や流行、または働き方のリテラシーが高い現場や低い現場のことはどれもよく知っています。

だからこそ顧客の身の丈に合ったリアルな提案ができます。いわゆる寄り添いというやつです。

私自身がやりたいことに正直に、ヒト・モノ・コトとの出会いを大事にしてきたから今があると思っていますし、自信を持って仕事ができています。

MOVEDとの出会い、それはイコール渋谷さんとの出会い。本当に感謝しても足りません。あの時の軽い興味がこんなに太くて楽しい道になるなんて。

渋谷さん、本当にありがとうございます。まだまだお世話になりつつ自由に走らせていただきます。

さて、ここまでサラサラになる程にゴマをすり尽くしたので、もうすぐ社長から臨時ボーナスお年玉大増の連絡が来ることは想像に難くありません。

では、また。

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