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全身全霊をかけて

「私どもは全身全霊をかけて御行と電脳雑技集団をたたきのめすつもりです!ご覚悟を」

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昨日の半沢直樹のセリフです。

半沢直樹は歌舞伎俳優がたくさん出ていて、毎回セリフや顔の表情など独特で面白いなと思いながら観ています。

半沢は筋を通してまっすぐに生きる人間で、曲がった事が大嫌いです。しかし、もともと働いてた銀行の上司たちは自分の昇進のためには汚い手も平気で使ってきます。その銀行という大きな組織に半沢が切り込むドラマになっていますが、意外と半沢がやっていることって普通なんじゃないの?って思いました。

ビジネスは基本的に金や利害関係で動いています。そのせいかわかりませんが、小学生の道徳では普通にだめなことも大人はいとも簡単にやってのけます。

これから社会人になる手前、もしかしたらそういう汚い手も使わないといけない時が来るのかもしれませんが、それは短期的な目しか持ってない時にやてしまうことだなと思います。

そんな時、ふと身近なところに半沢のようにやっている組織があるじゃん!って気づいたのでここでご紹介させていただきます。

それは中3の時お世話になって大1で塾講師として携わった塾です。

私がいた塾は個人経営の塾で正社員は塾長一人で、あとは大学生スタッフで成り立っています。それでも毎年20人前後の中3生の平均偏差値を60にします。そこがやっていることはシンプルです。


「目先の利益は追わずに生徒の成績をあげるために動くこと」


塾長が全身全霊でやりすぎて、お正月も返上でやっている塾です。

一切紙広告は出していません。それでも最近は「倍率高いって聞いたんですけどもう入れないですか..?」とある意味勘違いの噂が広まるくらいには地域に知られています。

ここは、一切勧誘をしなくて、体験授業に参加してもらったあと話して大丈夫そうだったら入るって感じです。塾長が「ぜひ入ってください」と言ってるのは一度も聞いたことありません。

まっすぐなので、時にはやめてもらうこともあります。

塾には独自の基礎トレーニングシステムがありますが、それを進めない生徒は成績を上げに来てなく、他の生徒に悪影響ということでやめてもらうこともあります。

目先の利益を考えたら、月謝が入るのでそのまま置いておくのがよくある塾のやり方です。しかし、私がお世話になっていたところは利益よりも顧客満足を最優先してやっています。

それが中3平均偏差値60を生み出しています。

塾長も直樹って名前なんですけど、一番リアルで全身全霊でお客さんのために動いてる組織だなって思います。

この人のように、半沢直樹のように、お客様のために全身全霊で仕事に取り組む社会人でありたいなと思いました。

それではまたね!

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