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目黒のさんま

みなさん、こんにちは。

お庭ではタマスダレがきれいに咲いています。

秋らしい花ですね。

みなさんはどんなときに秋を感じますか?

お花や旬な食べもの芸術鑑賞など、様々ありますね。

僕は刺身や焼き魚が好きなので

さんま

秋になると気になりだします。(笑)

昨今は不漁続きで高騰し、

おいしいさんまに出会う機会が少ないですが

刺身や寿司で食べたり

七輪で炭火焼にしたさんまを

大根おろしと醤油で食べるってのも

ブログに書きつづっているだけで

食べたくなってきます。(笑)

ところで、そんなさんまにまつわる落語で

「目黒のさんま」

という演目があります。


目黒に遠乗りに出かけた殿様と家来。

駆け回りお腹が空いたが弁当の用意がなく、

近くの農家で焼いていたさんまを

家来に買わせて食べる。

生まれて初めて食したさんまを大変気に入るが

家来からは「庶民の食べる下魚ゆえ

屋敷に戻っても食べたことは内聞に」と

口止めされる。

屋敷に帰ってからもさんまのことが

忘れられない殿様は

ある日、招待された親戚のところで

何が食べたいか問われ

「さんまを食したい」と答える。

驚いた先方は早馬でさんまを取り寄せるが

殿様の大事に至らぬよう

さんまを蒸し、油を抜き小骨を抜いて椀にだした。

目黒で食したさんまとかけ離れた

見た目と味に殿様は

さんまはどこで仕入れたか先方に問う。

先方は「日本橋でございます。」

殿様は「さんまは目黒にかぎる。。。」


という落ちになっているこの演目。

僕がこの演目をはじめて聴いたのは

10代目金原亭馬生さんでした。

とても品の良い声色で聴きやすかったです。

また、ぼくが初めて聴いた落語家は

5代目古今亭志ん生さんでしたが、

馬生さんを初めて聴いた時に

話し方の癖や声色がどことなく志ん生さんに

似ていると感じ、調べたら息子だっだことは

後日知りました。

少し話はそれましたが。。。

「目黒のさんま」というこの演目。

生で観たくなってきた

そこのあなたに!!!

ここ藤香想で落語会があります!!

落語家
桂 右團次さん

音曲
小柊さん

のお二人が出演して下さいます。

この落語会で「目黒のさんま」をきくことができます。

是非、ご予約をお願いします。

当日は終演後にお客さま交流会もあるので

そちらのご予約もお待ちしております。

この落語会と交流会で皆さんと過ごせることを

とっても楽しみしていま~す

Yo-hey

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