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ベビーパウダー

私はベビーパウダーが好きです。

学生時代は日焼け止めの上から、そして今でもメイクで崩れやすい場所の補助として季節を問わず使用しています。

実用面で言えば肌がさらさらとしてマシュマロのようなさわり心地になります。
だけどそれ以上にベビーパウダーが持つ世界観が好きな気がします。

ベビーパウダー。赤ちゃんの粉。その直訳も柔らかさと懐かしさを感じます。
ベビーパウダー。名前も可愛いし、色々なメーカーから発売されているけれど、どれもどこか優しくて懐かしい香り。
その懐かしさがこみ上げる時のきゅっとした感覚。
ふんわりとした印象なのに肌の上ではさらさらとなめらかに。そのどれもが魅力だと思います。
固形タイプの便利さも捨てがたいけれど、やっぱり白くふんわりさらさらとした柔らかみと繊細さのあるルースタイプが好きです。

そしてそれをつける道具であるパフも魅力です。
ぽんぽんぽんと肌に優しくヴェールの魔法をかけるかのような時間。
小さなパフも可愛らしいし、大きなパフでぱふぱふはたくのもレトロさと甘い心地よさがあります。

いくつか使ってみた中で、特に好きなのは和光堂のシッカロールナチュラルと資生堂のベビーパウダーです。

前者は紅茶のような香りが上品可愛いのと、潤いを残しつつさらさらとなるところが好きです。
後者は固形タイプですがソフトクリームのような香りが感覚としての「懐かしいあの時」を呼び起こさせ甘くしみじみとします。
この香りのときめきは大きい。

使うだけで懐かしい気持ちになれる、そして実用的である。
私はやっぱりベビーパウダーが好き。

読んで頂きありがとうございました!

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