iPhoneはワイヤレス充電器を購入すればLightning端子の抜き差しをすることなくスマホの充電をすることができるがiPadはそういうわけには行かない。
特に通常のiPadは未だにライトニング端子になっているので頻繁に充電ケーブルを抜き差ししていると接触不良を起こすことが多いかと思う。

今回はiPadをiPhoneのようにワイヤレスで充電する裏技っぽい方法があるので紹介します。

背景

グループ会社の中でカラオケ事業をやることになり、「飲食のオーダーを各部屋から何らかの端末をしようして受けるようにしたい。」と言った要望があった。

考えたこと

くら寿司やスシロー、金のクラのように自席からセルフオーダーできるシステムを構築する必要があったものの、それらのように充電とタッチパネル付きの専用端末を用意するほどの予算がなかったため、iPadアプリとスタンド型のワイヤレス充電器で簡易的なものを作れないか考えてみた。充電に関してはライトニング端子の耐久性が低いので何とかワイヤレスによる充電を実現したかった。

そこで、iPhoneはワイヤレス充電ができるのにiPadで同じことができないか探してみた。

用意したもの

ワイヤレスレシーバー

こちらの商品はiPadのライトニング端子に差し込んで充電を受ける部分をiPadの背面に貼って利用するもの。本来はiPhone用ではあるっぽいが、iPadでも十分機能した。（iPad Proは検証していません）

ワイヤレス充電スタンド

こちらは通常の充電スタンドではiPadが乗らない、もしくは届かない可能性があるので支える部分が伸縮する商品を選びました。
iPadを乗せてもギリギリバランスが取れるので充電が可能です。

セルフオーダーシステム

客席に置いたiPadを使ってオーダーを受けるシステム。今回はUsenの製品を採用しました。勤怠管理システムなどもあるので使い勝手が良いです。