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週刊 金相場展望 2024年4月8日号 

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週発表された米雇用統計はNFPが市場予想(20万人増)を大きく上回る30万3,000人増となったことで、ややサプライズとなった。このため、市場はFRBが年内3回の利下げ見通しに対して疑念を持つ結果となっている。
雇用統計発表後の各アナリストの声を集めてみた。(ニューヨーク・ロイター時事より)
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米大手債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は5日、3月の米雇用統計で雇用が予想を上回って増加したことを受け、FRBの年内の利下げ回数の予想を2回に引き下げた。従来は2~3回としていた。
 PIMCOのマネジング・ディレクター兼ジェネラリスト・ポートフォリオ・マネジャー、マイク・クジル氏はロイターに対し「米経済が高金利に対応できることが証明された」とし、「予想されるFRBの動きが若干減ることを意味する」と述べた。市場が予想するFRBの年内の合計利下げ幅は、年初時点では150ベーシスポイント(bp)だったが、現在は67bpに縮小。クジル氏は、PIMCOの予想に沿ったものとなっているとしている。
 

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。

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