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「PETがん検診」という人的資産への投資!人生をポートフォリオで考えるということ。

先日、さいたま市にPET-CTの検査に行ってきました。40歳代になってから3回目ですが、今日は私の「健康への投資」の活動について書きます。

特に若い人がそうですが、投資で一番大事なのは「自分への投資」です!!もうこれは疑いがないと思っています。理由は、今後に稼げるであろう給与収入や年金の合計額(人的資産)は、相当に大きな額になるからです。そして、人的資産の視点で一番大事なのは「健康であること」。健康でなければ、お金は稼げないし、不健康でお金を沢山持っていても仕方ないでしょう。健康は老若男女全ての人において大事です。新NISAで何を買うか考える以前の根本の話ですが、人生という資産運用においてまず大事なのは「健康への投資」と思っています(本当に)。

さて、私の家系は明らかな「ガン家系」でして、恐らく僕もガンと戦って死ぬ運命にあるのだろうと踏んでおります。過去に自分のゲノム検査もやりましたが(祖先はバイカル湖にいたらしい)、明らかにガンの因子はリスク要因として挙がっていました。まだ40歳半ばでやりたいことも子供などへの責任もありますので、定期的にPET-CT検査を受けている訳ですが。今回は定例の健康診断で臓器に異常あり(初めての「E」😞)が出て、CTで精密検査をしなさいということで馴染みの病院へ検査へ行くことになりました。

さて、PET-CT検査とは、がん細胞が正常の細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込むという性質を利用して、放射線薬剤FDG(ブドウ糖類似PET検査薬)を体内に投与し、特殊なカメラで撮影をする検査です。(日本赤十字医療センターHPより)

端的にいって、早期のガンを圧倒的に発見しやすい検査となります。ネットを見てみると、普通の人間ドックの20倍は発見しやすい、10nmのガンも発見できる、全身を検査できる、原発や転移などもできる、ということで、非常に魅力的🤤

PET検査薬ネットHPより

異常があると、下のような感じで早期に発見ができます。問題があるところが発光して教えてくれる、というのは画像診断の特別な技術が分からない素人的にも分かり易いと感じます。

PET検査薬ネットHPより

ガンはとにかく「早期発見、早期治療!」と言われますよね。親族のガン治療を通してガンについて色々と調べる機会がありましたが、様々なガンの早期ステージの生存率や治癒率などは、ここ数十年で劇的に上がっており、ガンは早くさえ見つけられればそれほど怖くないとも個人的には思っています。

胃がんなど一部のガンはPET-CTでは見つけにくいとの指摘もありますが、それは健康診断のオプションの内視鏡検査でカバー。あと微量ながら放射能の被ばくという副作用もありますが、私は本作用が副作用を優に上回る価値があると思うのでこの検査を受けているわけです。

PET検査は、米国では1975年より、日本では1994年より始まったとされ、私が初めてPETに出会ったのは2000年初頭に、浜松ホトニクスさんの静岡県の工場へ、株式投資のための企業分析で訪れた時でした。同社は、このPET検査薬が発する光を受けとるカメラの中の部材を作られている最大手の企業でして、また宇宙好きな人にはお馴染みのスーパーカミオカンデの光電子倍増管を作っていた会社さんでもあったので、「自分の体をカミオカンデ的に検査できる」(例えですw)ということに興奮したものです。さすがに当時は20歳代で費用対効果も薄かったので「40歳になったらPET検査をやろう」と心に決めていました。

さて、今回の検査費用ですが77,000円でした(自由診療なので保険は効きません)。「高い~」と思われる方もいるでしょうが、この価格、東京都都内の検査費用の半額以下、日本でも最安値圏なのではと思っております(数年前に調べに調べました。。私の通常の健康診断のお医者さんも安さに驚いていましたし)。埼玉県さいたま市の「彩の国東大宮メディカルセンター」というところで、公式サイトの直接予約よりも民間の予約サイトの方が値段は安く出ています。病院は非常に綺麗でスタッフの対応もよく、個人的には非常に満足しており、リピーターとして通っている訳です。

検査なので普通は医療費控除も効かないのですが、今回はお医者さんの再検査指導を受けての受診だったのでどうなんだろう。来年の確定申告まで調べてみましょう。また、私は不動産投資を色々とやっていますが(持ち家も一種の不動産投資です!)、一部のローンには団体信用生命保険がついており、様々な医療保険的なオプションも付けています(これらのオプション料は、民間の同手当の保険と比べてかなり安く、私はオプションには積極的に入る派です)。そして、私がガンと診断された時点でこれらのローンは完済となりますが、個人としてはなるべく早期のガンで完済としたいと思います。後期のガンが発見されれば大変な治療が続くことが予想されますし(私の父親がそうでした)、ローン完済の生きている間の効用は早期ほど高くないと思うので。

もちろんガンなど見つからず、健康で何もないことが一番。ただ、自分の資産の全体像(人的資産は大きい)を理解し、その資産の個別のリスク要因を把握し、例えばPET-CT検査という手段でリスクに備えていくなど、健康への投資をポートフォリオ運用と長期の視点で考えることは、大切と思います

人生とは投資そのものであるし、人生のゴールは自分だけの物語を作ることです。健康第一を忘れず、人生の資産運用をしっかりイメージしていきたいと思います。

P.S.
なお、私は入院や一時金などが出る医療保険は1つも買っていないのですが、ガン保険については年2万円ぐらいの掛け捨ての、超高額医療の実費補填の保険を買っています。関連して、どこかで紹介できればと思います!

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