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かつて一時代を築いたコンテンツ、「とある」

僕がまだ中学生の頃の話。所謂「ニコ厨」と呼ばれる人達には結構な数の必修科目とも言えるコンテンツがありました。東方・アイマス・ボカロの御三家を筆頭に、当時新品ピカピカのコンテンツだった艦これや、ニャル子さん、イカ娘、まどマギ、ちょっと進んでごちうさ等々…ニコニコで流行っていたものには多少の知識を持っていなければいけませんでした。全てのコンテンツに触れて、精通している必要はありませんでしたが、例えばニャル子さんならOPのネタとか、東方ならキャラ名とか、そういう良く話に上がるものだけの知識を持っているかどうかが大事でした。

「とある」もそんな作品であったように思います。一方通行や打ち止めの音MADの流行は、当時無視できないものでしたし、そもそもアニメの盛り上がりも凄いものがありました。僕はそもそもアニメをあまり見ていなかったので、知識としてはにわかも良いところではありますが。(今日び「にわか」という言い方も聞かなくなりましたね)そのレベルの人間でも多少の知識があるくらいには、一大勢力であったコンテンツでした。

なんでこんな話するのかって言うとブルアカでコラボしてるからです。いや…正確に言えばコラボが決まった時、高校生の弟が本当にピンと来ていない反応だったから、というのが正しいですね。今の世代にはやや伝わりにくさも有るかも知れないけど、とあるは凄いコンテンツだったんだよと、一時代を築いた作品だったんだよと、この機に海へ放流しておこうかなと思ったのです。まあ、僕はとあるにわか何ですけど。

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