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ゆめのはなし。

朝方、夢を見た。
人の顔の肉を、ナイフで削いでいく夢。

三人だったと思う。
彼(彼女)らは、暴れることもさわぐこともなく、静かに仰向けに寝転がっている。髭でも剃ってもらっているみたいに。

夢の中のわたしは、まるでそれが仕事であるかのように、淡々と顔の肉を削いでいく。
面の皮をはがすのではなく、肉を1センチくらい、ナイフで、まるでケバブかシュラスコにみたいに丁寧に削いでいく。
ケバブもシュラスコも食べたことはないけれど、たぶんそんな感じだと思う。

削いだ部分は赤茶色になっていて、肉なのか血なのか。
顔を削がれた人は、何事もなかったようにしている。当たり前だけど、表情はない。

夢から覚めて文章にしているとかなりホラーだ。

周りでは懐かしい子どもたちがはしゃいでいて、わたしのことをあの頃のままの呼び名で呼ぶ。
今はたぶん素敵なLadyになっている彼女は、小学生のままだった。

夢から覚める。気分は良くないが、最悪でもない。

夢占いを検索した。

自分が顔を切られる夢はあるけど、自分が人の顔を削ぐ夢という例は見つからなかった。たぶん「顔」は何かの象徴とかなんとか、いろいろ解釈があるのだろうけれど、面倒くさいから検索するのをやめた。

ただ、なぜ、あんな夢を見たのだろうと思う。

もし、何かの兆候や予言だったとしたら、今日わたしの身にはちょっとばかり大きな出来事は起こっている。

①職場で物品の入ったロッカーの鍵がなくなっていることに気づいた(もっか捜索中)

②この人とは距離をとろうと決めた人と、自分ではない人との揉め事に巻き込まれて、「あなたとのバトルで傷ついたのに、また別の人ともこんなバトルになるなんて」と言われた

このふたつくらいだ。
大きな出来事と書いたが、書いてみると大したことではないと思う。

けれど、夢に何か意味はあったんだろうかと考えてしまう。

夢は、わたしに何を伝えたかったのだろうか。

面倒くさいのに、知りたがりなのだ。


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