ノートPCで選ぶのはMacかWindowsか

ノートPCを選ぶ際、MacとWindowsのどちらが良いのか、多くの人が迷うことでしょう。私自身もこの問題に直面し、両方のプラットフォームを評価してきました。以下では、いくつかの観点からMacとWindowsを比較してみたいと思います。ちなみに自分は専門のエンジニアでもなければ、バリバリのクリエイターでもない、いちビジネスパーソンですのでPCでやることはネットでの情報収集や、YouTubeやNetflixなどのエンタメ、スプレッドシートでの資産・家計管理くらいですので、その前提でご理解ください。

  1. 結論: どっちもどっちだが、自分はMac:

    • MacとWindowsはそれぞれ異なる特性を持っています。どちらが優れているかは個人の好みや用途による、と言ってしまえばそれまでですし、タイトルでばれているような気もしますが、シンプルな操作性と高いセキュリティを重視し、私は日常の情報収集や作業にはMacが適していると思います。ただ、Windowsにも良いところはあるので、日常的に両方を使い分けています。なお、MacはMacbook Air M2モデルを、WindowsはFUJITSUのLIFEBOOK UH90を所有しています。

  2. 起動時間、持ち時間:

    • Mac: 起動が速く、スリープからの復帰も素早いです。バッテリー持ちも、特にM1以降のモデルではびっくりするくらいに優れています。

    • Windows: 最新のWindowsも起動時間が改善されていますが、バッテリー持ちにはまだ改善の余地があります。機種による振れ幅が非常に大きいと感じます。例えば、私が2-3年前に所有していたLenovoのThinkPad X1 Carbonという機種があるのですが、バッテリーが全然持ちませんでした。特にスリープ状態でまったくバッテリーが維持できず、満充電のスリープを数日放置すると起動できないくらいバッテリー消費しておりました。不具合を疑いましたが、修理も時間がかかるしなとネットを調べていたら、スリープ中にUSB-Aから給電する機能というのがあるのを知り、それが悪さをしているのではと、その機能をOFFにしたら、問題が解消したという経験があります。要は、システムがいろいろと悪さをして最適化されていないのがWindowsの困ったところです。

  3. キーボードとタッチパッド:

    • Mac: タッチパッドが大きくて使いやすい。狙ったところへの追従性やスクロールなども極めてストレスが少なく使えます。キーボードのうちごごちや静粛性にも不満がありません。

    • Windows: 機種によりキーボードのバリエーションが豊富です。前述のThinkPad X1 Carbonは、まさにキーボードに魅力を感じて所有していたわけですが、同機種でも世代を経るごとに使い勝手が悪くなっているように感じています。廉価機種だとキーボードの配置に癖があるのが、長く使う上ではストレスになります。

    • 両プラットフォームのつかいわけで困ること: 日本語入力時のカタカナ変換をキーボードショートカットでやろうとするときに以下の違いがあるのでいつも迷います。

      • Mac全角カタカナにする: Control + KまたはF7

      • Windowsで全角カタカナにするショートカット: Control + IまたはF6

  4. クラウド機能:

    • Mac: iCloudを活用してiPhoneとの間でデータを同期できるのが便利。写真ライブラリや、最近だとコピー&ペーストをデバイスをまたいでできるのがとても便利。

    • Windows: OneDriveやGoogle Driveなど、さまざまなクラウドサービスが利用できるのがメリット。

  5. 値段:

    • Mac: 高価なイメージがありますが、同等のクオリティ(キーボードとかサウンドとか画面とか)のWindowsマシンを買うのと比較すると実は高くないと思っています。

    • Windows: 幅広い価格帯の選択肢があるのが魅力ですが、常日頃使うものなので、あまりに安いものを使うのはQOL的に賢くないのではと思います。

  6. 重量:

    • Mac: アルミボディなので、それなりにずっしりしています。

    • Windows: モデルによりますが、軽量なものもあります。FUJITSUやNECの一部機種は1kgを切るモデルもあり、持った時に「本当に中身はいっているの?」とびっくりするものもあります。DellやHPは質実剛健という感じで、Macよりも重たい機種もあります。

  7. 最近ならAIの使い勝手:

    • Mac: Siriを活用して音声操作ができますが、自分は使わない。できることが限定的。明らかにWindowsに劣後していますが、2024年中に大幅な進化があるのではという噂があるのでそれに期待しています。

    • Windows: CortanaあらためCopilotの進化が著しく、AIの活用が進んでいます。

総じて、MacとWindowsはどちらも優れたプラットフォームです。どちらを選んでも、日常の用途では不満を感じることはない良い時代になりました。自分の用途や好みに合ったものを選ぶことが大切です。将来のために、快適なノートPCを選んでください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?