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タワーマンションでは携帯の電波が悪い?その理由と解決策

なぜ、タワーマンションの高層階では携帯の電波が悪いのでしょうか?

そもそも何故タワーマンションは電波がはいりにくいのか

理由1基地局から出る電波は下を向いているため

通常私たちがストレス無く携帯で電話をしたりできのるは通常基地局(アンテナ)が電波を送ってくれるからです。
しかしながら基本基地局は下を向いている事が多く、そのため基地局よりも高い位置にあるタワーマンションの場合電波の恩恵にあずかることができません。
基地局の高さはだいたい地上40mの高さが理想と言われています。なぜなら高すぎても地上を歩く人にしか電波が届かず、低すぎても電波の届く範囲が狭まる為です。
地上40mはだいたいタワーマンションの13階ほど。ゆえに13階から上に住んでいる人は電波が届きにくい場所なのです。
それでも遠くに設置されている基地局から電波が届きますが、携帯側からでる電波が届かず通信が途切れてしまうことがあります。

理由2電波を拾いすぎるため

基地局が周りに多すぎてそれぞれ電波が干渉し、その結果電波が悪くなり、通信速度が低下するなど通信が不安定になることがあります。
ましてや最近ではwi-hiが一家に一台の時代。電波の干渉に拍車をかけている状況です。

解決方法

解決策1.フェムトセル(小型基地局)を導入する

実は自宅用の小型基地局が存在します。数十メートルまでの範囲で快適な電波エリアを作ることできるので、携帯電話の電波が弱いタワーマンションでもこれで解決。
光回線の契約をしていれば誰でも利用ができます。設置手続きとしてはじめに総務省に免許申請が面倒ではありますが、携帯電話会社を通して申し込めば代わりに申請してくれます。
いたれりつくせりのフェムトセルですが少し問題があります。それは電波が弱くなる原因である電波干渉を起こしてしまうことです。またかってに電源を切ることができないというのも大きい問題でしょう。
小型基地局の設置は法に基づいた行為であるため、勝手に電源を切ることは電波法違反になってしまうのです。

解決策2.電波改善要望を出す

各携帯会社には電波が弱い地域に住んでいる人のために無料で相談に乗ってくれるサービスがあります。要望を出すとスタッフが自宅に訪問し、その自宅にあった電波の改善策を提案してくれます。
専門家の意見が無料で聞けるので、自分で判断が難しい場合は依頼してみるのもいいでしょう。
これまでタワーマンションでの電波が入りにくい理由と解決策について書いてきましたが、実はタワーマンションの場所によっては普通に携帯が使えるところもあります。
部屋の向きによっても電波状況は変ってきます。極端な話運の要が大きいのです。また小型基地局がもともと施工しているマンションも少なくありません。
もし電波が弱いと感じたら、今回紹介したフェムトセル設置・電波改善要望を検討してみてください。どれも無料サービスとなっております。

出典:towermansion-tokyo.com

高層ビルでは電波が弱いと対策をされていますので、普通に携帯電話が使えるようになっていますが、タワーマンションは分譲時に対策を取られていない場合はマンションの管理組合が動かないと改善されません。

費用はかからないので、是非ご検討ください。



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