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自分に合った作風を探す(色編)その1

前回にも書いた、後回しにして来たことのひとつ。
4コマに色をつけたい!というもの。
どのあたりがちょうどよさそうか探ってみたい!

こう思ったのにはわけがあり、ひとつにはTwitter(現X)でよく読まれるマンガはモノクロより多少色がついてるものなのでは…とおもったときがあったから。(手に取りやすいとも言う)

一度自分の4コマに色をつけてみようと思いたったときがあり、いつもの絵のように色鉛筆でめちゃくちゃ色を重ねて描いてみたんだけど、ぱっと見綺麗なんだけど、なんかあんまり漫画として内容が頭に入って来づらいな…と思ったことがあったから。
なんか絵の情報量が多すぎて、ストーリーラインがシンプルに追いづらくなっちゃったんじゃないか…というのがそのときの結論だった。
(フルカラーでめちゃ読みやすいマンガは今たくさんある気がするのだが)

結論としては、絞った色数で色をつけた方がクリックされやすいのかなーと思ったのだった。

こういうときは、わたしが最近めちゃよいな…と思っている(方向性が似ている可能性がある)、かつ人気がある(客観的にほかの人にも人気がある)先達を並べて分析してみるのがよいのでは、と考えた。
以下に3つほど並べる。

1.にとりささみさん


色数→3色以上使っているが、すべて抑えた色味、くすんだ色味を用いている。特に背景は灰色に近い。そんななかでうさぎ先生のピンクはわりと明るめ。

わたしはLINEでほぼにとりささみさんのスタンプしか使ってないほどに狂信者である。実はにとりささみさんの存在は初期のnoteで知った。その頃からユーモアセンスが卓越してた。ちょっと狂気を感じてワクワクする。普通じゃなさというのか。古参アピールをすかさずするわたしだった。

2.ぬこー様ちゃん

色数→基本は2色で、くすんだオレンジなどを髪や服や影をぬるのに使っている。オチなどのときの背景に、全然違う強くて派手な色を使うこと多し。(オチの切れ味をよくしている)

ぬこー様ちゃんは本当におもしろくて、賢い人。あとバランス感覚にかなり優れているなとおもう。かなり攻めた発言をするにも関わらず、炎上しない。嫌な感じがない。マンガの後に繋がっているつぶやきもいい。あとビジネス的にもうまい。amazonで絵日記すべて無料配信してるんだけど、ちゃんと収益が出るように仕組みを理解して工夫してるし、それをシェアしてくれる。あと何よりも毎日新作を決まった時間に出してる。すごい。

3.かわいちひろさん

色数→モノクロだけど、グレースケールで描いている。濃さのバリエーションは結構ある感じ。

かわいちひろさんはすごいんですよ…。わたしはInstagramでこの作品を知ったんだけど、真四角の画面でコマを切ったりできるように考えてある。そのときの切り方が素晴らしくて、逆に間をつくったりできてて、instaで読むマンガいいなあ!と思えた。もちろんこうしてふつうに漫画を読んでもいい。個展に行くぐらい、イラストレーターとしての活動もすばらしく大好き。多くの人に好かれる、同時に深みもある絵。構図や小物の配置がすごくいいのだ。ポストカードを冷蔵庫に貼っている。


普通に並べて色数よりも好きなところを語ったら今日分が終わりました。
続きはまた書く。

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