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知識共創社会

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2021年11月の記事一覧

"IOU"が巡れば、世の中幸せなのかも

資本主義にしても、何にしても、”IOU”が巡れば、世の中は幸せなのかも、と思ったり。 わざわざ記事にするほどのこともないのかもしれないけど(^^;

徴税と再分配、JGP、BIを比べてみる

だいぶ荒っぽいし、なんか用語を間違っている気もする(^^; よくある三つの施策を比較・検討していく。まあ、この三つ、排他的というわけでもないのだけど。。実施すべき時系列になっているのかも。 徴税と再分配徴税と再分配により、(経済)格差を許容できる範囲にする。基本的には資本主義を活かした仕組み。 いまの主流のやり方。これで凌げるのならば、大きな制度変更は必要なく、ある意味抵抗は小さい。 徴税手段としては、付加価値税(日本では「消費税」と呼んでいる)、所得税、相続税などが

知識社会における富の偏在は必然っぽい

産業社会の代表者たるトヨタと、知識社会の代表者たるネクソンを比較してみることで、知識社会における富の偏在が分かりやすく見えると思います。 CF等の違い(連結)(本業のもうけを示す)営業CFを基軸に見ていくのかな、という気はする。       トヨタ ネクソン(単位億円) 設備投資  012932 00105 原価償却  008769 00085 研究開発  010904 00165 営業CF   027271 01376 投資CF   -46841 -1402 財務CF

第二次世界大戦の戦争責任とこれから

団塊Jrとしては、「戦争責任」という言葉を子供の頃によく聞きましたが、今の私は、あんときの地球人全体の責任だよ、という見解、かな。 あるいは、近代世界システムの中核に位置した国々の責任、か。まあ、あのときのコアメンバーはみんな鬼籍に入りつつあるので、こんな話を始めてもいいよね、というところ。 第二次世界大戦の敗戦の原因経済人モデルが破綻した状況下で、イギリスの凋落後の、米独の覇権国家争いに、日本が巻き込まれたというのが、私の考える最上位の構図。 本来なら、第一次世界大戦

このまま戦間期に突入か

コロナ禍によって、「資本主義」によってもたらされた諸制度に対する疑念が深まったけど、コロナ禍の収束に従って、一旦戻りそう、とは思う。(まあ、そんなものだとは思う。) とは言え、「知識共創社会」という視座を持つ私から見ると、それは、第一次世界大戦と第二次世界大戦の戦間期にしか見えない、とも言える。 次に、人類に何がつきつけられるのかは分からないけど、ポスト資本主義社会へ向けての準備を進めておく必要があると思う。 この前の戦争については、こちらが参考になると思います。 そ

今回の効率化と産業革命は何が違うのか?

直観的な話しか、この記事では書いていませんが、突き詰めると「株式会社」から「知識創造」へ社会の主役が替わる、という一面があると思います。 資本主義とは株式会社のための仕組み詰まるところ、資本主義とは何か?で、その根っこには「株式会社」があるのではないか?と思う。すなわち、商業社会で誕生した「株式会社」という仕組みが上手く回るようにしたのが、資本主義という仕組みなのではないか、と。 資本主義から近代世界システムへで、その資本主義の仕組みは、国際的に見れば「近代世界システム」

資本主義しか視座がないと、おカネを稼ぐことが神様になる

先週の「青天に衝け」ではないけど、「資本主義しか視座がないと、おカネを稼ぐことが神様になる」になってしまうと思う。まあ、トートロジーっぽくはあるけど(^^; 『知識共創社会』でなくてもいいけど、資本主義でない視座が、社会には必要だとは思う。絶対的な権力は、絶対的に腐敗する、か。今は、資本がそうなりつつあると思う。 ジェンダーフリーとか、SDGsとか、どれも資本主義下のコップの嵐でしかないので、念のため。

「知識共創社会」の背景

博士課程の知人と、お互いの研究テーマの「背景」を共有しましょう、と言われて、そーいや、そんな整理してなかったかも、とはたと気づいた(^^; ポスト資本主義へ世の中で「ポスト資本主義」が話題だが、経済学でも「土地・資本・労働」から「ヒト・モノ・アイデア」へと着眼点が変化し、それゆえに「知識創造」が大切と言えそう。 知識創造とその担い手たる「人と組織」知識創造については、以下の本でも整理されており、人と組織が重要になってくることが分かる。 この点、まだ決め打ちだけど「ティー