ファッションエトセトラ第11回

「ポロシャツ好きですか？」
Tシャツ好きですかと聞かれて嫌いという人はまずいないと思うんですが、ポロシャツはそうでもないという方も意外といらっしゃるんじゃないかなと思うんです。
オジサン臭くなるから嫌だとか、妙に真面目に見えるから嫌だとか。
実は私も「苦手」な方でした。
20代までは。
理由は「暑いから」ただそれだけ。

北海道でも夏場は30℃を余裕で超えてきます。
ただでさえ暑いのに、ポロシャツなんて生地の厚いものを着てられるか！って感じだったんです。

なんですが、年齢と共に徐々に、ジワジワと、しかし確実にＴシャツ一枚の恰好が似合わなくなってくるんですよね。
そうゆうお年頃になってきたので、やっぱり襟付きが良いなと再確認しました。
と、前置きが長くなりましたが今回はポロシャツについて。

ポロシャツの三大ブランドといえば、ラコステ、フレッドペリー、ラルフローレンですが、私はもっぱらフレッドペリー派。

前回のアークティックモンキーズのＴシャツの回でも書いた様に、どうやらイギリス物が好きみたいなんです。(自分で気づいたのはここ最近)
90'sバンドTが高い! ので... | 記事編集 | note

とはいえ食わず嫌いならぬ、着らず嫌い？にならない為に一応三大ブランドの試着はしています。
以下、個人的感想。

まずはラルフローレン。
ラコステ、フレッドペリーと比べて何が違うの？って言ったらまず、
「前立てが太い」んです。
これが似合わない。(私には)
オフィシャルでの着用画像を見ると、ボタンを全て開けて襟を軽く立てています。
なるほど、襟を立てる事を考えて前立てを太くしてスキッパーぽく着ても格好よくなる様な仕立てにしてあるんですね。
でもさ、襟を立てて似合う顔じゃないし。(彫りが深くないという意味で)
そして、「後ろ身頃が結構長い」
Tシャツばかり着ていると、この仕様がちょっと難しいんですよ。
マイサイズで買ってしまうと、どうしても後ろが長いのがバランス的に気になる。
かといって、ワンサイズダウンすると肩幅がピッチピチになって体育の先生みたいになるし。(身長に対して肩幅があるので)
以上の理由でラルフローレンは候補から外れます。
(でも、ロンハーマンとのコラボのヤツは欲しい。でも似合わない)

続いてラコステ。
個人的な感想ですが着心地が一番良いのがラコステです。
シルエットも問題なし。
では、何が？
私には「上品すぎる」んです。(特に定番の白なんかは)
品のある顔立ちをしてないもんでね(ほっとけ) どうも気恥ずかしい感じがするんです。
もうひとつ超個人的な好みの問題として、「爬虫類が嫌い、緑も嫌い」
なんで、今期のネトフリとのコラボで頭がパッカーンとなってるやつは気持ち悪さが倍増して尚更ダメでした(笑)
ただそれだけの理由。参考にならなくて本当にスイマセン。
まぁでも、着心地は最高なので一着だけ持っています。(2010年のモエ・エ・シャンドンとのコラボモデル)
ラメが散りばめられていて、ちょっと豪華な雰囲気でイイ感じ。
A.P.C.とのコラボも良かったんですけど、買うまでには至りませんでした。
ワニの色や、コラボするブランド次第では買い足す事もあるでしょう。

そしてフレッドペリー
最初に買ったのは20代の頃。
定番M12の茶色ボディーに水色ラインでした。
以降、色違いで何枚か買っては売ってを繰り返し、今持っているのはアートカムズファーストとのコラボのモデル。(2016年のモノ)
ラフシモンズやギャルソンとのコラボも良かったんですが、歴代のコラボの中で一番好きかも。
これは手放すことは無いでしょう。

ポロシャツが良いのはもちろんですが、ハリントンジャケットもとても良かったので一緒に買ってしまいました。(これも2016年)

Ｔシャツよりも着用頻度が少ない事と、価格も高めな事もあって、「これは！」と思うものしか手が出ないので、手持ちのポロシャツは5着のみ。
Ｔシャツ30着に対してポロは5着だから出番が少ない説もある気がするので、あと5着は買い足したい。
もちろんユニクロのコラボ物も毎回チェックは欠かせません。

オマケに、
自分の中でスマッシュヒットするポロシャツがなかなか無いんですが、今でも探しているものがありまして。
まぁ、メルカリやヤフオクなんかで出品される事はないんでしょうけど。
ヴィヴィアンウエストウッドマンから販売されていたノルディックっぽい柄が入ったポロシャツ。
当時の価格で6万5000円!!
買えるかっ!

う～ん、、、やっぱりポロシャツに出せるのは2万円までだな。

では、また次回!