ジブリのプロデューサー鈴木敏夫の本を読んで超絶感動したこと
1週間の疲れが溜っていると感じたのでカルディで一番コスパの良いであろうREDWOODのカベルネを飲みながらベッドに座りnoteを書くことにしました。
2024年、何にハマってる?と聞かれたら、僕は「鈴木敏夫」と答えると思います。
そう、彼に惚れたんです。というか、彼の本に書いてある一言に救われた。
その一言を先にお伝えすると、「プロデューサーの仕事は雑用です」という一言でした。
この言葉は、この3年間の苦労というか、悩みというか、全てのネガティブな感情を綺麗に整理し、次に繋げてくれる一言になりました。
「どういうことやねん!」と大阪の人からはツッコミが入りそうなのでオチはありませんが少し説明させていただきます。
少し本質的な話になりますが、世の中の仕事には「創る人」と「繋げる人」の2種類しかないと思っています(これは鈴木敏夫の考えではなく僕の考えです)。
例を出すと、僕と妻はフィナンシェ専門店を営んでいますが、妻は創る人、僕は繋げる人です。
妻はお店のコンセプトやイメージを考えたり、フィナンシェのメニューやレシピを考えたり、モノやサービスを創る仕事をしています。これは世の中にないものを0から創る仕事です。
一方、僕は妻の創った商品やサービスをお客様に伝えたり、国が決めた(少しめんどくさいルール)通りに事業を管理したり、妻の理想を叶えるためにお金を集めたりしています。これは世の中にある1を10や100にする仕事です。
ビールを創る人と、それを世に届けたり伝えたりする人。機械を創る人と、それを世に届けたり伝えたりする人。他にも色々なパターンがありますね。
ジブリに例えてみましょう。創る人は皆さんお馴染みの宮崎駿さん(全ての映画を創ってるわけではありませんが)です。では繋げる人は誰か?この中心が、鈴木敏夫です。
鈴木敏夫は誰もが認める天才プロデューサー。こんな方が「プロデューサーの仕事は雑用です」と言っていた。
これには、目から鱗でした。
この一言で何を感じたかというと、世の中には創造できる人と、創造できない人がいる。創造できる人は世の中に足りないモノをその才能で感じ取り、自分の力で創ることができる。創造できない人は創造できる人のモノやサービスを世の中に伝えるために必要なあらゆることをする。
鈴木敏夫は創造できないからこそ、創造できる人(宮崎駿)と組んだ。そして彼の創った作品を世の中に伝えるためにありとあらゆることをした。この仕事を一言で表すと、「雑用」ということです。
最も有名な「創造主」はスティーブ・ジョブズです。と言いたいところですが、実際は「スティーブ・ウォズニアック」だと思います。ジョブズはウォズニアックが創ったものを世の中に届ける天才プロデューサー。なので彼も鈴木敏夫流の言葉で表すと、「雑用係」だったということです(アイディアを組み合わせて新しいモノを創る才能はずば抜けていましたが)。
なんとなく伝わりましたか?
3年前、創業2年目の今の会社に入った時に「全てをお願いします」と言われました。最初の仕事はJANコードの取得。そして酒販免許の取得、HP・オンラインストアの構築、製造フォロー、接客、SNS、税書類作成、補助金申請。ビールの製造以外、今の会社の土台となる仕事はほとんど関わったと自負しています。
これらの仕事の全てを鈴木敏夫流で表すと、「雑用」です。世の中に良いビールを届けるために行うありとあらゆる仕事。それが雑用。
本当にいい言葉だな。と感じました。
まとめると、僕はこれからも「雑用」の仕事に命をかけたいと思います。本当に良いと思うモノ・サービスを創る人と組み、それらを世に届ける仕事をし続ける。
結構よくないですか?笑
とりあえず本日の独り言は以上です。また明日から頑張りましょう!おやすみなさい😴
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