サラリーマンって本当に安定なの?
おはようございます。シンです。本日は「サラリーマンって本当に安定なのか?」について。
①サラリーマンはいつ誕生した?
早稲田大学の教授によると、会社や団体に勤めて給与を得る「サラリーマン」の誕生は1920年代といわれています。
それまでは地方を中心に農業や手工業、家内労働など小さなコミュニティで各々が働き、協力して生活するというスタイル(村社会)だった。
しかし1914~1919年の第一次世界大戦後、日本の産業構造が大きく変わりました。
農村から都市への人口移動や工業化が進み、新たな労働者層が生まれた。彼らは会社や工場で給与を受け取り、一定の時間や条件で働くことが求められるようになったそうです。
この工業化や大企業化によって「サラリーマン」が誕生したと言われています。
②サラリーマンのメリットは?
すごく当たり前の話ですが、サラリーマンのメリットを3つお話します。
一番のメリットはやはり「安定した収入」です。
与えられた仕事をするのは大前提ですが、週に決められた日数働くことで毎月必ず給与をいただける。給与の支払いがないと労働基準法違反となり、企業側は罰金が課されます。
なので当たり前のことですが、必ず毎月給与をいただける。これは本当にありがたいことです。
また、「社会的信用」を得られるのも大きいです。
よく言われるのが住宅ローンの話。サラリーマンは安定しているのでお金を借りやすいけど、事業を始めたばかりの人は借りれない。なぜなら事業が安定しているかどうかわからないから。
事業を始めたばかりの人は信用できない!と言いたいわけではありませんが、その事業が安定するかどうかは誰にもわかりません。なので貸す側は「安定収入のあるサラリーマン」を信用します。
最後に、「労働条件の保護」について。
サラリーマンは労働基準法という法律によって過度な労働や悪条件での労働を禁止されています。
一方で事業主はそのような法律に守られていません。自分の事業の調子が悪ければ生きるために必死に働かないといけない。休む間もなく、がむしゃらに働き続ける日々を送っている人も少なくないでしょう。
③サラリーマンに向いている人
リスクを取らずに安定収入が欲しい方、趣味や家族との時間など仕事以外の時間を大事にしたい方はサラリーマンが向いています。
事業を始めると何が起きるか分かりません。順調に思えていたのに突然のトラブルで仕事がなくなることもあります。
また四六時中事業のことが頭に残ってしまう方も多い。ポジティブに、楽しく仕事をできる方もいますが、追い込まれて生きるために必死に仕事に励む方もいる。
これらの悩み?もサラリーマンは感じることがないため、安心して日々生活できます(もちろんサラリーマンならではの悩みはあります)。
④今後のサラリーマン
これまでの話は「過去のサラリーマンの話」です。1920年代からの100年間はこのシステムがなんとか保たれていた。けどこれからはどうなるか正直分かりません。
国力が落ちて、日本企業が海外企業から買収されて、人材が多様化した時代に日本のサラリーマンがこれまでと同じような待遇を受けられるのか。
ChatGPTやその他のAI・ロボットによって仕事が奪われる時代に、これまでと同じ労働条件で働けるのか。
時代の変革期なので何が起きるかわからないのが今の世の中です。怖いと思う方もいれば、ワクワクする方もいるでしょう。
なので20代の方は常に流動的に転職ができたり、自分で事業を始められるよう準備することが大切。
この企業で死ぬまで働きます。骨を埋めます。という考え方だけは持たないようにしてください。
大事なのは常に変化に対応できること。会社にしがみ付かず、自分の足で立てるように。
お互い不安定な時代を生き抜けるよう頑張りましょう!それでは良い1日を!
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