自分へ。

当たり前の話だけど、時代によって人の価値観は違うよね。

神様や天皇陛下が「正解」の時代があったり、経済成長が「正解」の時代があったり。

勉強できる人が「賢い」
影響力のある人が「凄い」
財を持つ人が「成功者」
力の強いものが「勝者」

あの人すごいよなー…とあたかも正解が一つのように感じ、憧れや嫉妬を抱く時代はもおとっくに終わったんだな、と思った。

三木谷さんやホリエモンのような起業家を目指して挑戦する人が「凄い」というわけでもなくて、イチローや大谷翔平のような野球選手を目指して努力する人が「輝いている」わけでもない。

もしかしたらそういうのは「古い」のかもしれない。

一つの正解を押し付け、それを美化する息苦しい時代から、ようやく「自分で自分の正解を見つけられる時代」になってきている。

というよりかは、自分自身がそういう思考？になってきているのかも。

仕事をしても、しなくても良い。
売上を上げても、上げなくても良い。
結婚しても、しなくても良い。
子どもを授かっても、授からなくても良い。
地元にいても、いなくても良い。
SNSで発信しても、しなくても良い。

自分の周りの人、自分の大切な人が近くで笑ってさえいてくれたら良い。人様を騙したり、傷つけたりしなければ良い。

本当は小さいコミュニティで人と人が協力し合い、楽しく生活すれば良いだけの話なのに、なぜか比較し、批判し、競い合う時代に惑わされていた。

世界一のサービスとか、世紀の大発明とか、そういうのを目指すことも素敵だけど、目の前の家族や友人、地域の方に喜んでいただける「商品・サービス」をつくることも素晴らしい。

本当は「何もかも正解」なんだと思った。

だからこそ、自分にとって本当に大切な人とか、大切なものとか、自分が幸せに感じる場所とか、体験とか、を知る必要がある。

人と比較するんじゃなくて、自分と向き合うこと。自分の気持ちに素直になり、自分の道を自分で切り開くこと。

そういう価値観がもっともっと認められる時代になってくる気がする。

あなたが今大洲に拠点を移し、両親も含め家族でお店をやろうとしているのは、仕事や商売も好きだけど、家族と一緒にいる1番時間が好きで、みんなで楽しく時間を共有したいから。

生まれ故郷の「大洲」でこれまで勉強したことを活かし、地元に貢献したいから。

けど、ずっと地元で同じ生活をするのは飽き性のあなたには無理。だから5年〜10年は大洲で住んで、その後またどこか（海外？松山？東京？）に行こうと考えている笑。

って感じかな。

とりあえず、自分と家族、周りの人の幸せを求めて動き始めているから、それだけは忘れないように。

お金とか、成功とか、そういう虚構に惑わされて本当に大切な人を傷つけないように。

応援しています。