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真夏の関西 葉月ツアー⑤ 大和河内吉野交野編

皆様お元気ですか?
わたくしは先週7日間で5万歩越えを記録したのにも関わらず
今週はダウンしてしまい
この1年で歩いて歩いて身に着けた筋力を全て失いました。
_(:3 」∠ )_

今回 お送りするのは
関西3日目 橿原市の隣(一部と言ってよいか)
明日香村からスタートです。

地図をご覧ください
あの最南端から、赤いマークの明日香村まで。
すごい移動ですね、関東から来てるってだけで
頭イカれてますけど。

2日目にここまで来れたら最良のペースだったのですが
天河攻略できて、宿もとれたのでかなり良いペースだったと思います。
よくもまぁ
紀伊半島の南端から山を突っ切って
ここまで来たものですね。笑

昨晩はニュー・ルーシーで
最高の料理を頂いたので
早く目覚める事が出来ました。
ホテルを出て南下しながら
目的地を目指します。

飛鳥坐神社 asuka ni imasu jinja

今回は多分に
iPhoneとカメラ両方で撮影したものを
織り交ぜてお届けします
あの有名な天香久山を通り過ぎ
到着したのは飛鳥坐神社

ここを訪れたのは
こちらのブログを拝見して

ちょっと暗いのは私のせいですw


公式より抜粋
当神社には四柱〔よはしら〕の神様がお祀りされています。まず、八重事代主神〔やえことしろぬしのかみ〕は、記紀神話において大己貴神〔おおなむちのかみ〕の子とされ、国譲りの際に父神様に国土の献上を勧め、後に八十万神〔やそよろずのかみ〕を高市に集め、首渠神〔ひとごのかみ〕として、神々を導く統率神であり、幸せに導く神様です。
次に大物主神〔おおものぬしのかみ〕は大己貴神〔おおなむちのかみ〕の和魂〔にぎみたま〕とされ、心が広く、何事にも動じない強さをお持ちの神様です。世に福の神と仰がれています。
そして、飛鳥神奈備三日女神〔あすかのかんなびみひめのかみ〕は加夜奈留美神〔かやなるみのかみ〕とも伝えられています。また、大己貴神〔おおなむちのかみ〕の娘であり、高比売神〔たかひめのかみ〕・下照姫神〔したてるひめのかみ〕・髙照光姫神〔たかてるみつひめのかみ〕とも言われています。国民〔くにたみ〕をあたたかく照らす神様です。
最後に、高皇産霊神〔たかみむすびのかみ〕は造化三神として神話の冒頭に登場し、天照皇大神と共に天上界を主導されます。また、ふさわしきもの同士を結び、産み、育てる神様と言われています。

ここにおいて大物主を父の方にするか長男の方にするかで
祀り方が違うな~と変わっちゃうとこなのですが。
もし長男だとするならば
建御名方 事代主 高照姫(のちの下照姫)
三神集合で宇迦之御霊やないのー。

祓戸四神を祀る祓戸社が右手にあります。
これがある神社はモノホンだ、
という一種のバロメータになっております。

女性は右手で
男性は左手で
持ち上げると幸せ な力石があります。
親娘で来られてた方にちょっと掴んでもらいました。
「あー!ムリー!」言うてはりました。
え、わたし?
掴みましたわ。

拝殿。
先に親子さんに済ませてもらおうと待っていると
右手に人が立っていました。
む!!!
右を振り返ると居ません。
人影が間違いなく立っていました。
なんや、何があんねや。
ビビりながら近づくと
井戸

公式サイトにもこれについては紹介がありませんでした。
なに、怖いねんけど。 寄らんとこ。

参拝後さらなるワンダーランドへ進むべく右手へ

赤城山に谷川岳 wwwwwwwwww
なぜ 奈良県に
ぐんぐんの地酒があるのー?
(ぐんぐん、群馬県の愛称)

見えます?ひとつひとつ祀っているんですよ。

振り返るとこちらも!
凄い数


素敵な場所でした。
まだまだ朝なので
お目当てのお店はOPENしません。

万葉資料館にも寄って
頑張って時間をつぶします。

車に戻ってもお店は開きません、
心配になって電話してみると
御主人「12時からでございます」

あとで知った事ですが
先に天香久山一体を廻っていれば丁度良かったですね。
気づけなかった自分。

神籬 himorogi

開いた!

先のブログご紹介で案内されていた
「ひもろぎ」さんです。

女将さんが案内してくださります。
わー あの女将さんや!

築150年の家屋を改装されてます。
明治5年ですね、とわたしがスッというと
「あら、そう明治5年です」
私も前の職場が明治5年からだったもので。
「まぁ」
そこから
裏千家とか小原流とか草月流とか
まぁ諸々お話させていただきました。

無添加の天然素材のみ厳選したかき氷は美味でした。
橿原市で娘さまが日本料亭もされておられます。
ちょっとネットには書けない内容もお話聞かせていただきました。
絶対また来よう

素敵な女将さんとご主人

女将さんの御声を聴いているだけで
心清くなる気がします✨
別れを惜しみつつ、次があるので
ひもろぎさんを後にします。
また来ますー!

ここからひたすら奈良県を縦断します。
なっがい・・・

数日前の諏訪で観た怪談話の舞台となった
生駒山が眼前に広がります。
奈良県の県境を越えるとすぐに表れるのが
一年振りの こちらです

磐船神社 iwahune-jinja

このnoteの方向をガラッと変えてしまった。
きっかけの神社です。

公式より抜粋
磐船神社は御祭神饒速日命が天照大御神の詔により
天孫降臨された記念の地であり、
古典によると「河内国河上哮ヶ峯」と呼ばれているところです。
御神体は饒速日命の乗ってこられた「天の磐船」といわれる
高さ12メートル、幅12メートルある船の形をした
巨大な磐座(いわくら)で、初めて訪れた人々は
皆一様にその威容に圧倒されるといいます。
古代からの日本人の巨石信仰にも思いを馳せると、
天の磐船は古代の人々にとってまさに
天から神様の降臨される乗り物であり、
その磐船のある場所は神様の降臨される聖域でありました。
そしてこの地に出現された饒速日命は
まさに天から降臨された神様であり、
長髓彦などの豪族たちをはじめ、
大和の人々から天神(あまつかみ)として
崇敬を集めたのであり、命のお伝えになられた文化が
大和河内地方を発展させたものと思われます。
そして当社は、天神として初めて大和河内地方に
降臨された饒速日命の天降りの地として信仰されてきました。

物部氏の祖とされる饒速日命ですね。
饒速水琥珀主というと
みなさまピンとくるんじゃないでしょうか。
千と千尋の神隠しの ハクの元ネタです。
ハク自身は
千尋を助け逆に溺死してしまった兄であり
現世で留まり修行すべく川の神と合一した
合一神なのです。
「私は千尋の事を知っているよ」
そらそうやな、兄貴やから。
千尋の母が千尋と一切 目を合わせないのは
兄が他界した原因を作ったから
まだ引きずっている証拠です。
心機一転すべく 引っ越し・転向するという
展開から始まるのです。

男女の関係や夜の運動会を敢えて表現しないのは
宮崎監督の「それくらい察しろ」演出です。
釜爺が「愛じゃよ、愛」と明言したのは
家族愛だからです。
男女の愛というフレーズを言わせない
監督のポリシーからは外れるわけです。
兄弟だから。

ここからは仮の話です。
もしもハク(饒速日)が
血の繋がった相手と恋仲になってしまったら
日本神話における
饒速日と建御名方の三角関係になってしまう危うさを
ここで薄く連想させるわけです。
そして
全てを奪う裏で暗躍した悪いヤツが
(名を変えまくっているので特定が難しいですが)
二人を争わせ
相打ちにさせ
その様子を
馬 と 鹿 が共倒れした
馬鹿だ
そう嘲笑ったのです。

そして高照姫を奪い、
彼女は婚姻した事で下照姫になり
死後、木花咲耶姫と讃えられるようになりました。

馬と鹿を集合して
尚且つ大山祇神をもブレンドしたのが
シシ神

脱線しました。
写真を見ていきましょう

1年以上ぶりです

ここから磐座の下をくぐる修行が出来ます。受付必須

前回はここでふしぎな出来事が2つありました。
ここはヘラヘラしてくるとしっぺ返しを喰らいますよ。
去年それを目の前で見てしまったので
この世には見えない意思が実在すると
見せつけられてしまったのです。

修験の場として信仰され続けたのです。

この神社の磐座こそ
モロの君の住まい のモデルというわけです。
猪の神たちと決定的に違うのは
まだ地元民に 犬神たちは信仰を受けている故に
言葉も 超越した能力も
持ち合わせているのです。
人を嫌いと言いつつ、人が用意した磐座を大切に
寝床として使う彼女らは義理堅い
犬独特の性質を見せているのです。

ここで世話になった愛鷹彦
石火矢が貫通し開いた穴や
エボシ御前に切られた頭巾も
サンが縫っていました。
何故、サンが縫うのか?
その答えが この動画にありました。

わかりました?
愛鷹権現の妻は 犬飼明神=織姫
織姫だから裁縫をしたのです。
犬飼は字のごとく 犬神に跨るサンそのもの。

スタジオジブリがその後
かぐや姫を上映させるのはもはや必然だったか。

近江ノ國へ

本当は
飛鳥坐神社を昨日に行けていれば
磐船神社の次は京都の城南宮へ
の予定でしたが
道混むしもう間に合わないかなー
って事で
城南宮は諦めて
交野ICからサクっと石山ICまで走ります。
京都を迂回するより俄然早く到着できます。
ってか、奈良県縦断がすっごい時間かかった。
車社会 奈良
渋滞がエグかったです。

到着後、焼肉へ!

近江高校が甲子園で勝った日でもあったので
焼肉屋は大繁盛。混んでました。
3日目は移動時間が殆どになってしまいましたので
これにておしまいです。
次回より
滋賀・京都
近江&山城ノ國編へ突入です。

祓戸四神へ出会う旅

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