幼少期の子育ては褒めるだけでいい気がしている

我が子は4歳になり、ひらがなを書いたり、人の絵を書いたり、縄跳びしたり、独自のダンスを踊ったり、歌を歌ったり、さまざまなことができるようになりました。
色々活動していると、子どもが私に「すごいでしょ?」「上手でしょ?」と聞いてくるので私は「すごいね!」「上手だね!」例えそれが大人にとってよくわからないダンスだったり、よくわからない絵だったとしてもそう言っています。なぜかというと、その活動にハマるから。人間は褒められた方が、やる気になりやすいですし、小さな子どもの時から大人に「それは違う」「音痴だ」とか言われたら、子どもは「じゃあ、もうやーめた」となりかねません。

子どもの書いたひらがなは、点の位置が間違っていたり、鏡文字になったりしていて”正しくない”ことの方が多いです。でも子どもにとってこれは”上手”かどうかの判断基準ではないですよね。大人は”正しく書けているか”に判断基準を置いていて上手にかけたかかけていないかを判断してしまいます。だからその「ひらがなは違う」とか「もっとこうしろ」とか言ってしまう。「違う」と言ってしまえば否定ですし、「もっとこうしたほうがいい」の裏には今書いているひらがなは下手と思っている気持ちが感じられてしまいます。
しかし、子どもにとってはひらがなが”上手”に書けたかを大人に見てほしいだけで、ただ褒めてほしいんだと思います。
4歳の子は数年前まで赤ちゃんでしたし、ひらがなも書けませんでした。それが今では、自分の名前を書けるようになり、ちゃんと読めるひらがなを書きます。例えそれが鏡文字であっても伝わっていれば問題ありません。だから僕は「すごいね」とか「上手!」と褒めます。

褒めると、子どもはどんどん文字を書きます。どんどん書いていると勝手に鏡文字治っていましたし、変なところにある点も正しい位置になっていたりします。正しい字を書けるようになるには練習量は必要なんだと実感しました。子どもが正しい字に到達するには”楽しく”文字を書き続けて行くしかないのではないかと思います。大人が隣に座って「そうじゃない!」「何回言ったらわかるの!」とか言いがちですがそんなのいらないと思います。毎回怒られたり注意されたりしたら書きたくなくなりますからね。隣に座ってただ褒めるだけでいいと思います。そのうち書けるようになります。
ちなみに文字の練習は7歳くらいからもで全く問題ないらしいので、焦らずいきましょう。エミリーオスター著【米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト】という本に書いてあったと思います。

ちなみになんでも褒めているだけではありません。命を落とす危険性のあることはかなりキツく叱っています。交差点に自転車で飛び出すとか、尖ったものを持って走るとか、歯ブラシをくわえて移動するとか。平気で命を落とす行動をするので
、そういうのは嫌われてもいいから叱るようにしています。

ということで今回の記事は子どもの能力は褒めて伸ばしたらいいんじゃないかと思う話でした。大人が褒めたり、子どもが褒められたりして能力を伸ばしている環境は大人も子どもも精神衛生上とてもいいと思うのでお勧めします。

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