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【Vol.5】おわら風の盆をお座敷で観るというなんとも贅沢な経験をしてきた

こんにちは。
富山市地域づくりマネージャーの竹村です。
ページをクリックしてくださり、
ありがとうございます。
好きなドラマの続編が作られることになったときくらい嬉しいです。
地域づくりマネージャーってなに?という方は
こちらをご覧くださいね。

富山市の秋の風物詩といえばおわら風の盆です。
今年は残念ながら前夜祭は中止でしたが、
代わりに開催された「おわら風の盆 直前特別企画」は、なんとおわらをお座敷でみるのです!
そんなことできるの...?ということで、
8月29日に行ってきました。



▼そもそも、おわら風の盆とはなんぞや?

有名なので説明不要かと思いましたが、
おわら風の盆は、富山市八尾町で毎年9/1~3に
実施される秋の訪れを告げる行事です。
江戸時代からもう300年あまり続いています。
胡弓や三味線、おわら節の唄に合わせて
男女の踊り手たちが町を踊り歩きます。
もっと知りたい方はこちらから。


▼まずは老舗料理旅館「北吉」で会席料理を満喫

おわら本祭期間中は予約困難な人気の「北吉」 。
HPをみたら来年のおわら期間の予約は
もう埋まっていました!さすが老舗です。


そんな北吉さんで、まずはおわらを観るまえの腹ごしらえです。

今日のお食事ラインナップです。わくわく。
特に好きだったのがこのます寿しです。
みてくださいこのツヤッツヤの感じ。
肉厚でレア目のタイプです。
ます寿しもお店によって全然違うんですよね。
今度食べ比べしてみたいな…。

写真フォルダ見返していたら、
上手に撮れてるほかのお料理の写真全然なかった…
食べるのに夢中すぎたんですね、反省。


▼待ってました!お座敷でおわらを堪能する贅沢な時間

そうめんを食べようとしていたら、
女将さんが出てこられました。

いま食べないとのびるかな...と思いましたが(我ながらさすが食いしん坊の思考)、
手をとめて女将さんからおわら風の盆について、
また北吉がある鏡町の歴史やその踊りの特徴についてお話をききました。

そして、いよいよお座敷おわらのお時間です!

かつては花町だった鏡町。
鏡町の女踊りは芸妓踊りの名残もあって、
艶と華やかさには定評があるそう。
手先まで神経を集中させているのが伝わってきます。
笠で顔がみえないのが色っぽいですよね。
笠をかぶるのは、その昔、踊る人の照れかくしとして
手ぬぐいやお面で顔をかくして踊った名残と
いわれているそうです。

おわらは大学生のときに見たことはありましたが、
どこで町流しに出会えるんだろうと
ひたすら歩いた記憶があります。
なので今回のようにお座敷でくつろぎながら、
こんなに近くで、自分たちのためだけに踊ってくれるおわらを観られるというのは本当に贅沢な時間でした。


▼つぎは照明演出ステージでのおわら鑑賞

北吉から10分ほどあるいて、
越中八尾観光会館にむかいます。
ここではさっきとはまた違った趣向で、
ステージでのおわらを鑑賞します。
演者さんがふえて、照明演出もあることで
幻想的なおわらの雰囲気が再現されていました。

彩り豊かな照明に照らされて一層艶めかしく映ります。
男性の踊り子さんの手足をおおきく使った迫力がある舞。
ぴったりと息が合った踊りは練習の賜物だと感じました。


▼夜の八尾の街をぶらぶらしたら、町の練習風景に出会いました

ステージ鑑賞のあと、八尾の街をお散歩。
ぼんやりとした明かりに照らされた石畳通りは、
情緒ある雰囲気がただよっています。
ぶらぶら歩いていると、踊りの練習風景に遭遇できました。

お姉さんが踊りを教えていました。浴衣ではない服装での
おわらを見られることもなかなかないので得した気分です。


▼おわりに

前夜祭中止をうけて企画された今回のお座敷おわら。なので来年は開催されるか分かりません。貴重な経験でした。
ちなみに他のお客さんはみんな県外の方で、
わざわざ足を運んでくれたようでした。
いち富山人として誇らしかったです。

以上、今回はお座敷おわら編をおとどけしました。
次回は立山登山編⛰️をお届けします。乞うご期待。
趣味はドラマ鑑賞。
地域づくりマネージャーの竹村でした。

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