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〈音楽ガチ分析〉ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」

少し間が開いてしまいましたが、今回はクロード・ドビュッシー(Claude Debussy)を分析します。
1800年代後半にフランスに生まれた彼は、伝統的な和声を破壊し全く新しい音楽を作り上げた稀代の作曲家です。
前回分析したラヴェルに引き続き、フランス印象派2人目ということになりますね。

今回分析する曲は、有名どころの「亜麻色の髪の乙女(La fille aux cheveux de lin)」です。
ドビュッシーの曲集である「前奏曲集 第1集」に収録されています。
大変美しく人気の高い曲ですが、よく分析してみると実にチャレンジングで破壊的な要素を含んでいます。
この美しい曲の中でも、すでに伝統的な機能和声は破壊されています。

▽解説動画▽

▽分析したスコア&midi▽

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