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高速道路の料金徴収2115年まで延長決定、無料化の発言は事実上の撤回

国会で5月末に改正道路整備特別措置法と関連法が成立。高速道路料金の徴収期間が最長で2115年まで延長されることが決定した。
徴収期間の延長で「高速道路無料化は事実上撤回」の声もあるが、これにより高速道路の老朽化対応や債務返済に必要な財源を確保することが可能となる。

今回、この政府の発表は個人的には良いのではないと思います。
高速道路はお金を払わないと乗れない分、信号がなくノンストップで運転できる点や目的地へ早く着く点などメリットがあります。渋滞がひどく高速道路か?と思うことももちろんありますが、その時は大抵一般道も混んでいて変わらないです。
高速道路が無料化した瞬間に高速道路を使う人が増え、一般道との差がなくなります。結果として、常に渋滞する高速道路、速度感覚が麻痺して一般道で飛ばす人が続出し事故が増えるなどの予感しかしません。
そのため、高速道路の進化系となる「(仮)超・高速道路」でも整備されない限りは無料化はしない方針で良いと思いました。

あとは高速道路のワクワク感はあってもいいのかなと思っています。
出かける時に使う高速道路ってなんかワクワクしませんか?「出かける」という実感が湧くというのでしょうか。
これって
・一般道から高速に入る時一度減速してゲートを通るのがいい
・信号のない道路を走るのが移動速度が速く、今から遠出するんだと思える
・サービスエリアやパーキングエリアに立ち寄ることができ、目的地以外も楽しめる
などがあるからだと思っています。
料金所通ると「金かかるな」と思うことはもちろんありますが、それ以外の特別感があるため、この感覚は残して欲しいなと個人的に感じています。

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