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ハイブリッド車の評価が世界でも高い、2035年以降も生き残る可能性が非常に高い

2/6にトヨタは第三四半期の決算報告書を公開した。
2023年度累計(9ヶ月)で営業利益:4.24兆円(+2.14兆円)と大幅成長。
2023年11月に上方修正として見直した通期営業利益4.5兆円に着実に近づいている。
そして今回公表した資料でも通期営業利益を上方修正しており、4.9兆円(+0.4兆円)で報告。

売上以外に注目すべき点はハイブリッド車の販売台数が137.9%と世界全域で伸びていること。

ガソリン車→ハイブリッド車へ切り替わりが多くなる一方で、ハイブリッド車→EV車へ切り替わらないので販売台数が多い。しかしこの動きが2035
年に完全EV切り替えは不可となり、ハイブリッド車が生き残るのではないかと個人的に感じる。

●トヨタからのメッセージ
トヨタは「足場固め」に力を入れるとのこと。
売上が伸び、半導体不足緩和に伴う生産ライン稼働速度向上する一方で、ダイハツの不正のような課題が顕在化された。

トップ自ら現場へ降りて「仕事の目的・内容・安全・品質」を見つめ直し、足場を固めをすることで未来へ向けた活動を行うとのこと。

意気込みは素晴らしいと思うので、是非とも実施して現場へ降りたことで気づけたことや経営層との乖離をレポートとして報告してほしいところである。

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