豊平哲平

1993年、北海道生まれ。2017年室蘭工業大学卒、22年からライターとして活動。23…

豊平哲平

1993年、北海道生まれ。2017年室蘭工業大学卒、22年からライターとして活動。23年「板チョコの日」で第1回 防災100年ものがたり入選。宣伝会議 第46 期 編集・ライター養成講座 総合コース修了。活動理念は「人々が精神的に豊かで平和に暮らせる社会を作る」。北海道在住。

マガジン

  • 46期マガジン

    • 82本

    宣伝会議 編集ライター養成講座46期の有志メンバーによるマガジンです。 【出題中のお題】 A. 好きな色について B. これって私だけ? C.フリーテーマ 上記3つから1つ選んで投稿。

最近の記事

【書評】チームビルディングとワークビルディングの「漢方薬」"儀式"をひもとく本

マスクやアクリル板が少しずつ町から姿を消している。新型コロナウイルスの感染拡大で訪れた「新しい日常」は少しずつ"歴史"になっていると感じる今日この頃だ。 あの日、多くのものがコロナウイルスに奪われた。「飲み会」もその一つ。 雑談があまり得意ではなく、飲み会に苦手意識を感じていた僕は正直安堵していた。 しかし、「飲み会が無い日々」を重ねるごとにささいなすれ違いがあちらこちらで起きていることに気付き、その思いを改めた。 慣習というものは一見、無駄に見えるときもある。だが、それ

    • 泥だらけのぬいぐるみ

       陸前高田市民歌という歌がある。その歌の出だしは「黒潮の香に明けそめて」から始まる。わずかに沖を流れている温かい黒潮。その影響で、岩手県陸前高田市は温暖な地域で採れるゆずの北限となっている。  陸前高田にゆずをはじめ、多くの恵みをもたらしている太平洋。今から13年前、その太平洋が全てを奪い去った。3月11日、東日本大震災のことである。  あの日、高校生の私は東京にいた。度々襲う余震に怯えながら、朝まで東北の惨状をテレビで観ていた。北海道にある大学へ進学した後もずっと被災地の

      • Book of the year 2023

        作家司馬遼太郎の生誕100年の節目を迎えた2023年。 彼が生前愛していた菜の花のように、明るく、かつ優しく人生を照らしてくれるような良著たちに巡り会えた一年でした。 「データによって世界を冷静に、ちょっぴり明るく感じられる視座を与えてくれたことに感謝するで賞」:ハンス・ロリング『FACTFULNESS』日経BP社、2019年この本で紹介されているクイズを3問出題します。 (問題文、選択肢は書籍より抜粋) 問1.現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょ

      【書評】チームビルディングとワークビルディングの「漢方薬」"儀式"をひもとく本

      マガジン

      • 46期マガジン
        82本