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FIREした/トレーダー/エンジニア/ライター/メタトレーダー関連のウェブサイト/Toyolab FX http://forex.toyolab.com

最近の記事

Block EAで作ったEAでデモトレダービーに参加して99位入賞?した件

デモトレダービー3月7日~5月20日に、外為ファイネストで「デモトレダービー」というトレードを競うコンテストが行われました。 最近MT5に対応したので、MT5の利用者を増やそうというキャンペーンの一環ですね。 ちなみにこの業者、毎月いろんなキャンペーンやってます。筆者も何度かアマゾンのギフト券とか、カタログギフトとかもらったことがあります。 それはそうと、この手のトレードコンテストって、期間が数ヵ月っていうのが多いのですが、はっきり言って数ヵ月って、運の要素が強いです。

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    • FIREしました

      私事ですが、先日、FIREしました。 まあ、もう56歳なんで、FIREっていうほど早くはありません。 ほんとは、もう少し早くFIREしたかったのですが、この歳になってしまっただけです。 このnoteでは、何でさっさとFIREできなかったんだ、という話をします。 大学に就職する(30年前)大学の教員になるって普通の就活じゃありません。 今だとネットで求人探せますが、当時は指導教授のコネとか知り合いのツテとかしかありませんでした。 ただ、自分で選べない代わりに、競争相手も少

      • Block EAでカスタム指標プログラミング

        しばらく記事の投稿お休みしてました。 もうすぐFIREの本業が忙しかったことや、Block EAの懸案事項に取り組んでいたためです。 で、ようやくBlock EAのリリース版を公開できました。 Block EAは、メタトレーダーのMT4とMT5とでEAのソースコードを共通化させるライブラリを使うことを前提としているので、基本はEAプログラミング用です。 ただ、メタトレーダーでは、EAのほかにカスタム指標やスクリプトのプログラミングもできるようになっています。懸案事項と

        • Block EA 今日のワンポイント:ブロックのコメント

          ブロックでEAプログラミング、Block EA今日のワンポイントです。 「Block EA リリースしました」で紹介した通り、Block EAは基本的にGoogle Blockly を使って実装しています。 今回は、Blocklyの標準機能であるブロックのコメントと、MQLコード変換時にカスタマイズした部分についてメモしておきます。 まず、以下のようなブロックがあるとします。 これをMQLコードに変換すると、 void Tick(){ double sma1 = (

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          Block EA 今日のワンポイント:関数の作成

          ブロックでEAプログラミング、Block EA今日のワンポイントです。 今回は関数の作成についてです。 EAのプログラミングでは、イベントごとに決まった関数が実行される仕組みになっています。MQL4とMQL5とで違うところはありますが、Block EAでは、MQL4に合わせて以下の3つの関数をブロックとして用意しています。 これらの関数ブロックは、次のようなコードに変換されます。 void Tick(){}int OnInit(){ return(INIT_SUCCE

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          Block EA 今日のワンポイント:2本のラインの交差判定ブロック

          ブロックでメタトレーダーEAのプログラミング:Block EA、ちょっとバージョンアップしました。 修正点は以下の通りです。 ・カスタム関数のブロック(戻り値なし、戻り値あり)を追加 ・iATRでTFが常に0になってた不具合の修正 ・初期値にタイムフレーム定数をセットした変数の型をENUM_TIMEFRAMEに変更 ・iRVIブロックを追加 ・繰返しでコードがおかしくなる不具合の修正 ・if break/continueブロックを追加 ですが、今回のBlock EA ワ

          Block EA 今日のワンポイント:2本のラインの交差判定ブロック

          Block EA 今日のワンポイント:売買シグナル生成ブロック

          ブロックを組み合わせてMT4/MT5のEAを作成するBlock EA、今日のワンポイントです。 もともとMQL4/MQL5共通ライブラリは、初心者向けに作ってあり、売買シグナルをパラメータとして成行注文や待機注文を送信する関数が用意されています。 なので、Block EAでもその関数に対応したブロックを作っています。例えば、売買シグナルとしてsigという変数を宣言して、その売買シグナルを仕掛けと手仕舞いに使う途転売買のシステムは、以下のようなブロックで作れます。 成行注

          Block EA 今日のワンポイント:売買シグナル生成ブロック

          Block EA 今日のワンポイント:テクニカル指標関数

          ブロックを組み合わせてMT4/MT5のEAを作成するBlock EA、今日のワンポイントです。 今回は、テクニカル指標関数についてです。 移動平均、RSI、ボリンジャーバンドなどのテクニカル指標は、EAを作る上で欠かせないものです。MT4/MT5では多くのテクニカル指標が関数として用意されています。 Block EAでは、それぞれのテクニカル指標関数をブロックに対応させて、簡単に使えるようにしています。 現在のバージョンで対応しているテクニカル指標は以下の通りです。ツ

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          Block EA 今日のワンポイント:変数の宣言

          これからBlock EAの使い方のコツについて、思い出した順にメモしていこうと思います。 今日は「変数の宣言」についてです。 Block EAでは、「変数」に関するツールボックスが二つあります。 Block EAは、GoogleのBlocklyを使って開発しているので、プログラミングの共通部分はBlocklyの機能をそのまま使っています。「変数の作成」は、Blocklyに最初から実装されている機能です。 最初は何もないのですが、「変数の作成」で適当な変数を作ると、変数

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          Block EA リリースしました

          しばらく記事の投稿お休みしてましたが、その間これを作ってました。 Block EA - Blockly for MT4/MT5 EA ブロックを使ったプログラミングでメタトレーダーのEAのプログラムを作成するシステムです。 ブロックを使ったプログラミングというと、Scratchとかが有名ですね。ただ、私は、プログラミングはコード書くのが当たり前だと思っていた古い人間です。ブロックプログラミングなんて、所詮子ども向けだろうと高をくくっていました。 ブロックプログラミング

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          売買システムレビュー Intraday CMO-FX

          今回紹介する売買システムは、Currency Traderの2006年11月号に掲載されていたシステムです。Intradayとあるように日中足チャートで動作させるシステムです。 Chande Momentum Oscillator(CMO) 売買システムの名前にCMOとありますが、このシステムは、Chande Momentum Oscillatorというテクニカル指標を使います。 これは、Tushar S. Chandeさんが「The New Technical Trad

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          適応型移動平均について(続き)

          ↑の記事の続きです。MT5で新規に搭載された残り二つの適応型移動平均を紹介します。 Fractal Adaptive Moving Average(フラクタル適応型移動平均) フラクタル適応型移動平均(FRAMA)も、基本的な考え方はEMAと同じです。 EMA[i]=a[i]×Close[i] + (1-a[i])×EMA[i-1] 違いは平滑化パラメータa[i]の計算方法なのですが、FRAMAの特徴は「フラクタル次元」という考え方を利用する点にあります。 詳しいこと

          適応型移動平均について(続き)

          適応型移動平均について

          MT4にはなくてMT5から新規に組み込まれたテクニカル指標に「適応型移動平均」があります。 適応型移動平均にはいくつかバリエーションがあり、MT5では以下の3種類の適応型移動平均が使えるようになっています。 ・Adaptive Moving Average(適応型移動平均) ・Fractal Adaptive Moving Average(フラクタル適応型移動平均) ・Variable Index Dynamic Average(可変インデックス動的平均) 適応型移動平

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          売買システムレビュー Time frame identification system

          皆さん、こんにちは。toyolabです。 今回は、売買システムレビューの2回目です。ActiveTraderの2012年4月号に掲載されていた売買システムを紹介します。 Time frame identification system これは、直訳すると、「時間枠同定システム」といったところでしょうか。ただ、個人的には「時間枠」より「タイムフレーム」の方が好みなので、「タイムフレーム同定システム」、あるいは単に「システム」と呼ぶことにします。 タ

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          VultrとAnyDeskによるリモートデスクトップ環境でMT4/MT5を動かす

          1年半くらい前に書いた以下の記事の続編です。 今回、同じ方法でVPSのOSを新しくしたのですが、いくつか問題があったので、その解決方法をメモしておきます。 VPSのOSの更新タイトルにあるようにVultrというVPSサービスを使うところと、AnyDeskというリモートデスクトップソフトを利用するところは同じです。詳しくは上の記事をご覧ください。 今回、変更したのはVPSのOSです。これまでUbuntu18.04を使ってきたのですが、最近調子が悪い(スナップショットから新

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          売買システムレビュー Channel Midpoint Indicator

          売買システムは時代とともに変化しています。最近ではAIとか機械学習とかが流行りですね。 そういう時代でも、これからシステムトレードをやってみたいと思われる皆さんには、まずはシンプルな売買システムから始めることをお勧めします。 シンプルなシステムはCodeBaseにも多数掲載しています。これらをコピーして使っていただいてもいいですし、慣れてくれば、独自のアイデアをプログラムしたくなるかもしれません。 これから、CodeBaseでのサンプルを増やすために、ActiveTra

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