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魂(たま)散歩3歩目。人間に運命を翻弄された駱駝。

来てくださってありがとうございます!

少し間が空いてしまいましたが…3歩目です。

今回は、過去世が人間以外の方となっておりました。時々いらっしゃいますが、価値観や視点が独特だったりするので、現世での価値観もそこに影響されたりしていて、個性的な方が多かったりしますよ。

では、今回も一緒に魂のお散歩にお付き合いくださいね。

●せいじろう様のお仕事面に現在一番影響を与えている過去世について

湧き水のイメージが視えます。
それと同時に、陽射しが強く、陽のあたる場所まで移動すると、中々な辛さが伝わってきます。
周りはヤシのような背の高い植物群がお生い茂り、その湧き水を陽射しから守っているような感じがします。

オアシスと呼ばれるものでしょうか。
湧き水の範囲としては、おそらく20~30メートルほど、という感じでしょう。
そこのオアシスにてゆったりと休憩を取っている一団がいます。

せいじろう様の過去世はそこのキャラバンにいるラクダのようですね。
便宜上、これからラクダさんとお呼びしましょう。
年齢は18歳でオスなのだそうです。
大体800~900年くらい前のパキスタンの辺りでしょうか。
そこにある河の近くの森で生まれて、そこで人間に捕まったとか話しておられますね。

生まれたばかりの頃は野生種の群れの中で育ったようですが、そこから半年もしない内に、(水辺で生息していた、というのもあるのでしょう)人間が来て、母親や他の群れのラクダごと捕獲したそうです。

そこから、水や食料が最低限の状態で何日も砂漠の中を歩かされて、どこかよくわからない干からびた土地に連れて行かれた、と話しておられます。

自分よりも身体が小さい子たちや、お年寄りの仲間は移動している途中で、倒れたり、動けなくなったが、人間たちはそんな可愛そうな仲間に対して、皮を剥いだり、食料として捌いたり、使えそうなものは全て奪い、そして使えない部分をその場に放置していったそうです。

干からびた土地に移動した後は、いつもよりもほんの少しだけ多めに水と食料をもらい、2~3日サクの中で過ごした後、沢山の人間に囲まれて、一部の仲間とは離れ離れになってしまった、と話されております。
(おそらく、競売か何かにかけられたのだと思います)

ラクダさんは、何頭かの仲間と新しい人間に連れられ、そこから沢山の荷物を背負わされます。
それに驚いたり、不服に感じて暴れたりする仲間もいたようですが、そういうことをした仲間はムチや棒などで酷く叩かれたり、食事を与えてもらえなかったり、荷物を運ばせるためなはずなのに、よりコンディションが悪くなるようなことをされていた、と話しています。

メスのラクダであっても、同じように扱われていたため、妊娠しても子どもを育てられない、無事に生まれたとしてもお乳が出ない…なんてことも頻繁にあったそうです。

砂漠を移動するために、倒れたりしても命を奪われるし、荷物を持つことを嫌がっても、叩かれたり食事を抜かれたりするため、生き延びるために、ただ大人しく人間の機嫌を損ねないようにしながら、日々を過ごしていくことに必死だったそうです。

10歳くらいの頃に、大きな砂漠を抜けてちょっとした渓谷に来た時に、別の人間の集団に襲われたそうです。
ラクダさん達を率いていた人間達は軒並み殺されたり、捉えられたりしていたようですが、ラクダさん達は、特に酷い扱いを受けることもなく、別の集団に引っ張られて、大きな河の近くにある集落に連れて行かれた、と話しています。

その集落では2年ほどのんびりと過ごされていたようです。
人間の畑の手伝いや、河から来る大きな荷物を運んだり…と、輸送のお仕事よりも農耕馬などに近い位置で過ごされていたようですね。

とても時間の流れが穏やかで、生まれてから初めて「安心感」を感じた、と話されています。

そこで、ラクダさんの半分ほどの年齢のメスと仲良くなったそうです。
まだ幼く若いメスラクダさんでしたが、そのメスラクダさんのおかげで、集落の生活に慣れて行くことが出来た、人間に対して「酷いことをする個体ばかりではないんだ」ということがわかった、など話されています。

メスラクダさんがラクダさんとの子どもを産んだ後、ラクダさんご夫婦は子どもの乳離れを待ってから、河を渡って大きな港町に連れて行かれます。
そこで、別の人間に連れられて、何日も船に揺られて大変だった、メスラクダさんと一緒でなければ乗り越えられなかった、と話をされています。

そして、いくつかの港町と船旅を経験して、珍しい肌の色や髪の色をした違う場所に連れてこられたそうです。
そこでは、人間にベタベタと触られたり、撫でられたり、場合によっては人間を乗せてアテもなく周辺を歩かされたり…という不思議な仕事をしていたようです。
(ヨーロッパ辺りの大道芸やサーカスの集団の所属となり、そこで過ごしていたようですね)

他にも、出会ったことのない風貌をした動物が沢山いたそうなのですが、命の危険がなさそうな状況なのに、希望が持てていない動物が多かった、と話しています。

…さて、少し時間を進めましょう。

ラクダさんは、そのサーカス団で7~8年ほど過ごしたようですね。
20歳になるちょっと前に、とても大柄な人間を乗せ、無理して歩いたために脚を痛めてしまって、段々と歩けなくなっていった、と話されています。

そのサーカス団には、ラクダさんご夫婦のお子様がいらっしゃったため、歩けなくなったラクダさんは、ご家族ラクダさんから守られながら日々を過ごしている、という状態だったようです。

しかし、立ち上がることすら難しくなってきたため、サーカス団の獣医役の方がせめてもの情けで、睡眠薬と空気注射による安楽死を施したようですね。

生まれてから、人間の都合に割と振り回されていましたが、最後は眠ったまま生涯を閉じられたました。


…というのが、せいじろう様のお仕事面に今一番影響を与えている過去世となっておりました。

人は生きていく中で、それぞれの場面に悩みや迷いを持っておりますし、その場面場面で「自分を使い分けている」かと思います。

そのため、それぞれの場面ごとに「影響している過去世」が変わってくるということが多いため、今回は特に気になっている場面ということで、お仕事面に影響を与えている過去世を視させていただきました。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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