新年の抱負とかそういうの

年末、実家に帰ったついでに小学3年ぐらいまで住んでた家の前まで行ってみた。20年ぶりの風景だ。片側一車線、一方通行の道。一戸建ての民家に挟まれている。今見たらこれ以上ないぐらい狭い道だが、当時は落書きし放題でなんでもし放題の、凄く広い遊び場だと感じていた。

スイミングスクールの停留所から家までの帰り道は真っ暗で長かった記憶があった。怖くていつも走って帰っていた。が、今歩いてみると一瞬だった。しかもそんなに暗くなくて向こう側が見える。背が伸びて遠くまで見渡せるようになった?それとも道の街灯が増えた?それとも歩いてる時間帯のせい?

とまぁそんなおセンチに気持ちに若干なりながら新年の抱負とか書いてみることにした。

ツール/フレームワーク化を進める

2015年ぐらいから意識してるところだけどツール化/フレームワーク化は引き続き仕事として進めていきたい。去年の後半ぐらいから手をつけているような、単純にアプリに落ちるような話じゃない部分もメソッドとかで形に落としていきたい。そうしないとアウトソーシングできないし共感も呼ばないので。

アプリを作りたいなと引き続き思っている。スマホアプリになる気がする。以前「画面のサイズは作業効率に比例する。なのでスマホよりもPCでできる何かを考えるべきでは?」と言われたことがある。が、それは画面を出力機器として見た場合で、スマートフォンの画面はタッチパネルになってて入力機器も兼ねているのでそんなことはない。そして何よりスマートフォンのほうが我々がタッチできる時間が大きい。本当にクリエイティブな(クリエイティブって言葉大嫌いだけど)ツールを考えるなら人により接している時間の多いツールの改善を検討するのが当然なように思う。

イベントスペースを作る

去年、結構SPKETRAという名義でワークショップを開催させてもらった。また、その中でForumやMetroなどのイベント登壇機会をもらった。今年はトークのような、もう少し抽象的なレイヤのイベントと、逆に成果物をお披露目できるようなイベントを開催したいな、と思っている(具体的に何かプランがあるわけではないが・・・)。

継続するスペースを作る

今年の後半からなんとなく仕事で思ってて、東浩紀のゲンロンβ32でも書いてたのでやっぱりなーと思ってることに継続性についてのなんらかの解決策を模索したい、というのがある。上記のイベント的なものは発表の場を裾野を広げるトークのものをやることでイベントとしては一通りやったことになるが、これだと文化とかコミュニティになりづらいような気がしている。東浩紀が「概念、実践」に加えて「運営」が重要だと思っている、と発言したのと同様にこの手の制作に紐づくコミュニティや文化、あるいは会社を育成するには「企画、制作、運営」が大事な気がしている。広告代理店は「企画」を作っていたが今の世の中「制作」までいかないと世の中の波及がコントロールできない。ということで1−10みたいな会社が出てきたわけだがこのアジャイル全盛の時代に「企画と制作」と「運営」を切り分けるのは不可能だ。

話を本筋に戻して上記のようなイベントをやっていきたいが、離散的なイベントではやはり散発的なイベントになってしまい、晴れの日の特別な何かで終わってしまうような気がする。例えば喫茶店や居酒屋やレコードショップのような、いつでもあり、イベントとイベントを繋ぐ細い線のようなモノが必要だ。が、これは普通にやるとかなり大変だしリソースも食いそうなのでどのように解決するか考えないといけない(ローコストでやろうとするとオープンなSlackチームとかになるんだろうか・・・)。こちらは手段も含めて自分の中で非常に曖昧だ。



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